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「大西洋の楽園」「ヨーロッパのハワイ」などと称されることが多いスペイン・カナリア諸島。そのうちのひとつである「ランサローテ島」は、楽園という名が特にシックリとくる人気の観光地です。
ですが、「ランサローテ島」という場所を聞いたこともない方や行ってみたいとおもいながらも情報収集ができなくて困っている方が多いのではないでしょうか。
そこで、本記事ではランサローテ島在住の筆者が、
- ランサローテ島に行ってみたい!
- 初めてランサローテ島に行く!
- 日本語の情報が全く見つからず困っている
そんなあなたに、ランサローテ島必見観光スポット、モデルコース、シーズンごとの天気、アクセス方法などをまとめてご紹介します。
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ランサローテ島の必見観光スポット
パパガヨ・ビーチ
世界一美しいビーチのひとつに数えられると言っても過言ではない美しさ。エメラルドグリーンのグラデーションが目にまぶしいビーチで、シュノーケリングやカフェタイムが楽しめる極上スポット。
火山地帯
1730年~1736年までの6年間、噴火が続いた火山地帯。ばらまかれた溶岩がそのまま残されている景色は、まるでSFの世界に迷い込んだみたいとも言われるほど。火山口散策やバスツアーでの観光が可能。
ハメオス・デル・アグア
ランサローテ島出身の建築家兼アーティストによる芸術作品。自然×アートの融合に長けた彼の作品の代表作ともいえ、火山洞窟を利用した天然プールと真っ白な人工プールがみごとにマッチ。建築好きにはたまらないスポット。
ラ・ヘリア地区
世界でここだけのぶどう栽培方法が広がるワインの産地。火山灰や溶岩を巧みに利用して造られた異様な光景は遠くから見るとまるで月面。ワイナリー見学や固有種から出来上がる白ワインはぜひ試してみたい絶品。
エル・ゴルフォ
黒い砂浜に浮かび上がる緑の湖。荒涼な真っ青な海、火山が崩れ落ちた崖、その中にぽっかりと浮かぶ緑の湖はなんとも神秘的で幻想的。海に沈みゆく夕日も綺麗。
ハヌビオ塩田
海水を引き上げ天日で干す昔ながらの手法を引き継ぐ塩田。カラフルに染まる塩田や積み上げられた真っ白な塩が太陽に反射される様子はまさに絶景。
ランサローテ島の観光モデルコース
まるで世界一周の絶景続き!
北部コース
白浜のビーチ、離島を望む大パノラマ、地元の方が多く住む漁村。同じ島とは思えないほど変化に富む景色を見ながら、まるで世界一周をしたかのような気分が味わえるコース。
迫力満点パワースポット!
火山部コース
6年間の噴火活動により造られた溶岩地帯、その溶岩を利用した世界で唯一のブドウ栽培など、ランサローテ島でしか出会えない景色に出会え、大地のパワーに元気をもらえるコース。
ランサローテの色を満喫!
南部コース
エメラルドグリーンの海が目にまぶしいビーチや、緑の湖、真っ白な塩が美しい塩田など、その瞬間瞬間で移り行く自然の色が楽しめる、心躍るコース。
日本からランサローテ島へのアクセス
ランサローテ島は、スペインからおよそ1100kmほど南下した大西洋に位置します。8つの島からなる「カナリア諸島」のうちのひとつに属し、諸島内では最も東、アフリカのモロッコからおよそ100kmの距離にあります。
日本からランサローテ島までの直行便はないため、スペインやヨーロッパ各都市と合わせての観光がオススメです。本国であるスペインはもちろんのこと、イギリス、ドイツ、フランスからも就航便が多くて便利です。
また、スペイン南部から船でのアクセスも可能です。車や荷物が運べて便利ですが、所要時間は1日半程度。また、クルーズ好きな方には、カナリア諸島周遊クルーズなども寄港しています。
なお、ランサローテ島までのアクセスについて詳しく知りたい方は、お気軽に当ブログContact usへご連絡ください。あなたにとって最適なアクセス方法を一緒に探しましょう♪
【名称】ランサローテ島 セザール・マンリケ空港
Aeropuerto de César Manrique-Lanzarote
【空港コード】ACE
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ランサローテ島空港から市内へのアクセス
ランサローテ島の空港(セザール・マンリケ空港)から市内までは、車で5~15分程度、およそ8kmの距離にあります。
筆者がオススメする観光の拠点「プエルト・デル・カルメン」までは、タクシーでのアクセスが簡単です。そのほか、路線バスでの移動も可能です。ですが、タクシーを利用しても「プエルト・デル・カルメン」まで€16程度~と安価なため、簡単&早いタクシー利用がオススメです。
ランサローテ島観光におすすめのホテルエリア
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€166~/泊
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在住者である筆者のオススメホテルエリアは、「プエルト・デル・カルメン」です。空港から車で5~15分南下した場所に位置し、ビーチ、レストラン、ショップが豊富に揃えられています。
また、島巡りのための現地オプショナルツアーや各種アクティビティが多く用意されているのも、この「プエルト・デル・カルメン」です。レンタサイクルでサイクリングをしたり、海水浴をしたり、海を眺めながらのんびりしたりとランサローテ島観光が楽しめます。
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ランサローテ島で食べたいグルメ
モホソース
Salsa de mojo カナリア諸島の代表といえば、モホソース。緑と赤の2種類があり緑はコリアンダー、赤はパプリカを使用。じゃがいも、パン、野菜、お肉、お魚と何にでも合い食欲増進な万能ソース。
タコのグリル
Pulpo a la plancha 口の中でとろけるほどに柔らかいタコのグリル。粗塩やモホソースをかけて、付け合わせにはカナリア諸島産のお芋「しわしわ芋」が定番。
白ワイン
Vino Blanco フルーティな甘さが口の中に広がり、爽やかな後味が残るランサローテ産ワイン。水分を一切与えられずに育つブドウからできあがるワインが、甘みがたっぷり。
ランサローテ島で買いたいお土産
お塩
Sal 海水を引き上げ天日で干して作るお塩は、ミネラルたっぷりで味も濃いめ。バラ巻き用のお土産にも大活躍。
サボテンジャム
Marmelata de Cactus 乾燥&暖かい天候のため、サボテン類がよく育つランサローテ島。パンやクッキーに塗っても美味しいサボテンのジャムなら持ち帰りも簡単。
アロエグッズ
Aloe 美容に役立つアロエグッズ。ランサローテ島ではアロエがよく育つため、アロエ製品も豊富。日焼け止め、石鹸、ジェルなど日焼け後のお手入れに大活躍。
ランサローテ島の天気
春
冬の雨で大地が緑に代わる頃。多少雲が増える可能性があるが、雨の心配もほぼない。
夏
気温は上昇するが、風があるため暑苦しさは感じない。熱帯夜になることもほとんどない。ただし、火山地帯観光は熱中症に注意。
秋
晴天続きの日々から少しずつ雨が降る日が出てくる可能性もあり。だが、気になるほどではなく海、山と快適に楽しめる。
冬
1年のうちでは最も雨が降りやすいが、数時間でやむことが多い。トレッキングや島めぐりなどがオススメ。
1年中ベストシーズンと言えてしまうランサローテ島。年間を通じて、雨が降ることがほぼなく、気温は25℃前後です。冬でも昼間は半袖で過ごせる気候なため、どの季節でも快適に観光が楽しめます。
そのため、観光の目的によって季節を選ぶのが最適と言えます。海水浴を満喫したいあなたは夏、トレッキングを楽しみたいあなたは春や秋など目的に応じて選びましょう。
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ランサローテ島の治安
スペイン ランサローテ島「フォトウオーキングランサローテを楽しむ人」
ランサローテ島の治安は概ね良好です。
時にスリや置き引きが発生していますが、目立って気を付ける問題はありません。貴重品から目を離さないなど、基本的なことを気を付けておけば大丈夫です。
ランサローテ島の基本情報
参考 | ||
---|---|---|
名称 | ランサローテ島 | ランサロテ島、ランザローテ島などと表記されることもあり |
国 | スペイン | カナリア自治州、ラス・パルマス県 |
面積 | 845.9 km2 | 58kmx34.5km |
人口 | 15.6万人 | 内23%が外国人(2022年時点) |
時差 | -9時間 (サマータイム中は-8時間) | ランサローテ島時間12:00=日本時間20:00 ランサローテ島時間12:00=日本時間21:00 |
通貨 | ユーロ(€) | €1=約155円 |
言語 | スペイン語 | 観光スポットでは、英語、ドイツ語も通じる |
プラグ | Cタイプ、Fタイプ | 変換プラグが必要(日本はAタイプ) |
電圧 | 220V | 220V対応でない電化製品には変圧器が必要(日本は100V) (スマホの多くは100V~240V世界対応済) |
飲料水 | ミネラルウオーターを購入 | 水道水は飲めません。 |
チップ | 義務なし | 渡す場合は、おつりの小銭をテーブルに残しておくとスムーズ |
※2023年6月現在
ランサローテ島は大西洋の楽園
スペインだけどモロッコ沖
海、火山、空、湖と楽しめるランサローテ島は、スペイン領。地図で探す際は、スペインからグッと大西洋を南方向へ。
楽しみ方自由自在♪
ランサローテ島では、リラックス、グルメ、観光、スポーツと楽しみ方が自由自在。お子様連れ、カップル、友人同士、おひとりさま、ご年配夫婦などどんな年齢層の方もOK。
アクセスは、ヨーロッパ都市経由で♪
ヨーロッパ各都市より直行便が就航。残念ながら、日本からの直行便はありませんが、ヨーロッパ都市とあわせて観光ができ、お得感満載。
治安も良好♪
スリや置き引きなどがたま~に置きますが、四六時中注意をしていなくてはいけないほどの警戒は必要はなし。注意を払いつつ安心して観光しましょう♪
1年中季節を選ばずバカンスが楽しめ、海・山・アートと絶景が続き、治安も良好。まるでパラダイスのようなランサローテ島は、年間を通じでおよそ300万人が観光に訪れます。しかも、お子様からご年配まですべての年齢層にあわせたアクティビティやホテルステイが用意されています。
ご夫婦で、ひとりで、友人と、ご家族で、、、あなたらしいバカンスをランサローテ島で過ごしてくださいね。
※掲載されている情報は、記事公開時点の情報です。最新の情報は、公式HPなどでご確認ください。(※最終更新:2023年6月)
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