バンコク-ドンムアン国際空港から市内への行き方と移動に役立つ3つのヒント

タイ、バンコクの旧市街
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市内までおよそ20km、最短所要時間40分程度の「バンコク-ドンムアン国際空港」。

海外旅行の最初の難関である空港⇄市内への移動、「バンコク-ドンムアン国際空港」の場合は6種類が用意されています。選択肢の幅が多く、またホテルや観光スポットなど目的地によってもアクセス方法が異なり、正直複雑です。

本記事では、これまで500名以上の旅をサポートしてきた元トラベルコンシェルジュであり渡航歴36ヵ国の旅好きの筆者が、初めてでも迷わない!ドンムアン国際空港から市内へのアクセス方法をご紹介していきます。

重たい荷物は誰よりも早く置いて、カオスな街バンコク観光に繰り出しましょう♪

※タイの首都バンコクには2つの空港が整備されています。「スワンナプーム国際空港」から市内へのアクセスはこちらをご覧ください ≫バンコク-スワンナプーム空港から市内への行き方と移動に役立つ3つのヒント

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バンコク-ドンムアン国際空港から市内へのアクセス方法の選び方


簡単&楽さ重視→「タクシー」または「送迎サービス」

タクシー
※イメージ

バンコク「ドンムアン国際空港」から市内への移動が最も簡単かつ楽な移動方法は、「タクシー」または「送迎サービス」です。

行き先を告げるだけで目的地へ到着、荷物が重くても持ち運ぶ必要がなく簡単です。

  • 荷物が多く移動が困難
  • 夜中に到着
  • 渋滞に巻き込まれて時間がかかっても構わない

上記のようなあなたは、「タクシー」または「送迎サービス」を利用しましょう。

値段&早さ重視→「鉄道(SRTダークレッド線)」

タイ・バンコクの鉄道
タイ バンコク「鉄道」

値段、時間ともにお得な移動方法は、「SRTダークレッド線」と呼ばれる鉄道です。

空港から直結、バンコク移動の大敵「渋滞」に巻き込まれることなくスムーズに移動が可能です。

  • 日中に到着
  • 荷物が少なく移動に支障がない
  • 渋滞の時間を気にせず移動したい

上記のようなあなたは、鉄道「SRTダークレッド線」を利用しましょう。

夜中の発着→送迎サービス

車に乗る女性
※イメージ

夜中に空港に到着する場合の最良の移動方法は、「送迎サービス」です。

日本出発前に予約ができ、空港にお迎えが来、夜でも安心して利用可能です。

  • 夜中に到着
  • ひとり旅

上記のようなあなたは、「送迎サービス」を利用しましょう。

タクシーを利用するという手もありますが、夜中のタクシー利用は危険です。地元の方も利用しない移動方法なため、注意しましょう。

バンコク-スワンナプーム空港送迎サービス探す
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バンコク-ドンムアン国際空港から市内へのアクセス方法3選


タイ・バンコク「ドンムアン国際空港」アクセス方法
タイ バンコク「ドンムアン国際空港」アクセス方法

◀👆▶左右にスライドできます(スマホのみ)

交通手段料金所要時間運行時間運行間隔行き先予約サイト
鉄道(SRTダークレッド線)40バーツ20分~5:30-24:0015分~バンスー駅
鉄道(国鉄)5バーツ40分~3:36-22:1610分~フアランポーン駅
タクシー(配車アプリ)300バーツ~1時間~24時間0分市内ホテル
送迎サービス500バーツ~1時間~24時間0分市内ホテルkkday公式HP ≫
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空港バス150バーツ20分~9:30-24:0020分~30分カオサン通り、シーロム駅、サイアム駅など
路線バス30バーツ~7:00-22:00モーチット駅、カオサン通り、王宮など

※1バーツ=¥4.5程度
※2025年7月現在

バンコク-ドンムアン国際空港から市内への移動方法は、合計6種類が整備されています。

ですが、実際に利用価値があり使い勝手が良い移動方法は、以下の3つです。

上記以外の移動方法「国鉄」「空港バス」「路線バス」は地元の方の利用を想定して運行されており、複雑なため本記事では省略します。

【SRTダークレッド線】渋滞なしでスムーズに市内へ

タイ・バンコク「ドンムアン国際空港」アクセス方法(鉄道)
タイ バンコク「ドンムアン国際空港」アクセス方法 鉄道
こんなあなたにオススメ! 
・渋滞の心配なくスムーズに市内へ行きたい
・日中に到着する
・極力安く移動したい

メリット

  • 安い
  • 渋滞に巻き込まれず時間が読みやすい

デメリット

  • 乗換が必要
  • 時間によっては大混雑(特に7:00-9:00、16:00-18:00)
  • 夜中は運行なし
  1. 第2(国内線)ターミナル「ドンムアン駅」より
  2. チケットを購入後
  3. 鉄道に乗車
  4. 「バンスー駅」で「MRTブルーライン」に乗り換え
  5. 目的地で下車

「バンコク-ドンムアン国際空港」からは「SRTダークレッド線」と呼ばれる鉄道が運行しています。

値段は片道40バーツ(約180円)とお手軽価格。1時間に3~5本が運行、朝5:30~24:00まで運行しいてるため、夜中に空港に到着しない限り、問題なく使用可能です。

鉄道「SRTダークレッド線」を使用する最大のメリットは渋滞に合わない点。バンコクの渋滞は激しいのが常識です。鉄道なら、渋滞に見舞われることなく、バンコク市内「バンスー駅」まで20分で到着できます。

ただし、乗り換えが必要なのが少し難点です。「SRTダークレッド線」は、「ドンムアン国際空港」から「バンスー駅」まで7駅を結びますが、観光スポットが集まる「旧市街」や人気のホテルエリア「アソーク駅」や「シーロム駅」には行きません。

そのため、「バンスー駅」で「地下鉄(MTBブルーライン)」に乗り換える必要があります。

また、地元の方も使用するため、通勤時間(7:00-9:00、16:00-18:00)は混雑が予想されます座れない、荷物が迷惑になる可能性がある点を考慮しておきましょう。

なお、「ドンムアン国際空港」には国鉄「ドンムアン駅」も整備されています。こちらは、1951年から運営されている古い体制のタイ国鉄。値段は5バーツと格安ですが、車両が古くクーラーもなし、地元の方が多く利用するため混雑も回避できません。間違えないように注意しましょう。

なお、チケットは改札前に設置されている自動販売機で可能です。

👍point
国内線ターミナルに移動してSRTダークレッドラインを目指そう!

✎ ひとことメモ
【料金】片道40バーツ【所要時間】20分程度~【運行時間】5:30-24:00頃【運行間隔】15分程度~

【タクシー】目的地まで直行

タイ・バンコク「ドンムアン国際空港」アクセス方法(タクシー)
タイ バンコク「ドンムアン国際空港」アクセス方法 タクシー
こんなあなたにオススメ! 
・ホテルまで直行したい
・楽に移動したい

メリット

  • ホテルへ直行できる
  • 24時間運行
  • 荷物が重たくても大丈夫

デメリット

  • 公共機関より値段が高め
  • 言葉が通じるか心配
  1. タクシーチケット売り場でタクシーを呼び出し
  2. 「空港タクシー乗り場」より
  3. 呼び出しチケットに記載された番号のタクシーレーンへ移動
  4. タクシーに乗車し
  5. 行き先を告げ
  6. 目的地で下車

タクシーを利用すれば、ホテルや行きたい場所まで直行、荷物運びのわずらわしさもなく移動ができます。

また、24時間運行しているため、空港到着時間に関係なくいつでも利用ができ、人気かつ一般的な移動手段です。

ですが、渋滞に巻き込まれる可能性が高いです。バンコクは渋滞が激しいことで有名。渋滞がなければバンコク市内まで1時間程度で到着できますが渋滞具合によっては1時間半~2時間程度かかる場合があります。

さらに、到着する飛行機が多い時間帯はタクシー乗り場に行列がある可能性もあります。

そのため、待ち時間、移動時間をあわせ、最悪3時間程度かかる場合があることを念頭に入れておきましょう。

また、値段にも注意が必要です。

通常、300バーツ(約1350円)~と比較的親切な値段設定ですが、以下のような追加料金が発生します。

  • 空港使用料(50バーツ)
  • 荷物料金(3個以上の場合1つにつき20バーツ)
  • 高速料金(20~50バーツ)
  • 渋滞による料金(メーター制のため時間がかかるほどメーターがあがります)

最終的にかかる値段と時間の予測ができないため、不安が残るのも否めません。タクシーを利用したいけど、料金、言語が不安なあなたは配車アプリ(Grab)の利用も検討しましょう。

なお、行き先については、ホテル名、住所など英語、タイ語で表記されているメモなどを用意しておくとスムーズです。

👍point
行き先(ホテル名、住所など)を英語とタイ語で記したメモを用意しておこう!

✎ ひとことメモ
【料金】300バーツ~【所要時間】1時間程度~【運行時間】24時間
 ・行き先をメモしておけば、見せるだけでOKで安心

【送迎サービス】安心&簡単

タイ・バンコク「ドンムアン国際空港」アクセス方法(送迎サービス)
タイ バンコク「ドンムアン国際空港」アクセス方法 送迎サービス
こんなあなたにオススメ! 
・ホテルまで直行したい
・楽に移動したい
・言葉が通じるか不安
・バンコク到着前に手続きをしておきたい

メリット

  • 事前予約ができ安心
  • 24h運行
  • ホテルまで直行できる

デメリット

・他手段に比べて割高

  1. 出発前にkkdayKlookで予約
  2. 指定された集合場所で担当者と合流
  3. 車に乗り込み
  4. 目的地で下車

車移動の手軽さと言葉の心配も不要な移動方法が、送迎サービスです。

出発前に日本から日本語で予約ができ、空港の到着ロビーに名前などを記入した紙を持って出迎えてくれます。行き先なども予約時に伝えてあるため、現地では案内人に従って車に乗り込むだけで、ホテルまで到着できます。

値段もあらかじめ設定されているため、最終的にいくらかかるかわからないなどの心配もありません。

デメリットとしては、タクシーと同じく渋滞に巻き込まれる可能性がある点と他の移動手段に比べると割高になる点です。とはいえ、500バーツ(約2250円)程度から利用できるため、空港到着後はホテルまでなんの心配もなく到着したいあなたは、kkdayKlookなどで送迎サービスを予約しておきましょう。

また、夜中に空港到着の場合は、安全面を考慮して実質「送迎サービス」が唯一の移動手段となります。

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バンコク-ドンムアン国際空港⇆市内移動のための3つのヒント


バンコク-ドンムアン国際空港は、市内から20km北に位置

飛んでる飛行機のイメージ

バンコクの空の玄関口「ドンムアン国際空港」。

バンコク中心部から北方向に20kmほど行った場所に位置します。

  • 2つのターミナルを構え
  • 14社が就航
  • 世界74都市
  • 20か国を結びます。

2025年7月現在、日本から「バンコク-ドンムアン空港」への直行便が毎日就航されています

※バンコクの国際空港は2つあります。「バンコク-ドンムアン空港」の他にフルキャリア便発着に使用される「スワンナプーム国際空港」があるので間違いないように注意しましょう。

✎関連記事 バンコク-スワンナプーム空港から市内への行き方と移動に役立つ3つのヒント

正式名称:Don Mueang International Airport ドンムアン国際空港
空港コード:DMK
ターミナル数:2

※2025年7月現在

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バンコク観光は「旧市街」「新市街」「郊外」の広範囲

タイ、バンコク観光3日間モデルコース地図
タイ バンコク観光3日間モデルコース地図

バンコクの面積は1569㎢、東京の約70%の広さがあります。観光の際には「旧市街」「新市街」「郊外」を移動する必要があります。

  • 王宮やワット・ポー(涅槃寺)、ワット・アルン(曙の寺)がある「旧市街
  • ナイトマーケットやショッピングモールなどがある「新市街
  • アユタヤやピンクガネーシャなどがある「郊外

各スポットの移動には地下鉄、鉄道、タクシーなどをフルに活用。その交通機関も複雑に交差していてわかり辛いため、行きたい場所、ホテルの位置、交通アクセスをしっかり予習してから出かけるようにしましょう。

✎関連記事 バンコク観光3日間モデルコース|寺院と市場をしっかり満喫

市内は「地下鉄ブルーライン」で移動

タイ・バンコクの地下鉄駅
タイ バンコクの地下鉄駅

バンコク市内には、鉄道、バス、船、タクシーなどの移動方法が整備されています。

各路線が複雑に絡み合い使いこなすのは至難の業ですが、観光中に利用するのは「MRT」と呼ばれる「地下鉄」と「タクシー」です。

特に、「地下鉄MRTブルーライン」路線沿いには以下のような観光スポットの最寄り駅が通っています。

  • 旧市街の入口「サナムーチャイ駅
  • ワット・パクナム(エメラルドの寺院)最寄り駅「バンバイ駅
  • 人気のホテルエリア「アソーク駅」「シーロム駅

そのため、バンコク観光の移動には「地下鉄MRTブルーライン」が主力となり、ホテルも「地下鉄MRTブルーライン」沿いに取得しておくと観光にも便利です。

✎関連記事 バンコクで泊まるならココ!おすすめホテルエリア3選【ホテルリスト付き】

【裏技?】ツアー送迎利用もあり


タイ、アユタヤのワット・マハタートの仏頭
タイ アユタヤ「ワット・マハタート」の仏頭

実は、空港アクセスに現地発着ツアーを利用できる場合があります。

バンコク観光は、バンコク市内だけでなく郊外にも観光スポット(アユタヤ、ピンクガネーシャなど)が点在しているため、現地発着ツアーを利用して観光する方も多いです。

その場合、ツアーの発着地を「空港」に指定できる場合があります。空港送迎の追加料金がかかりますが、到着が早かったり、出発が遅い場合は、そのまま空港へ向かうことができ、1日をフルに活用することが可能です。

ツアーの利用を検討中のあなたは、ぜひ活用しましょう。

ただし、飛行機に乗り遅れないように余裕を持ったスケジュール作成、飛行機の到着が遅延した場合、お迎えはどれだけ待ってもらえるのかなどをきちんと確認したうえで、予約しましょう。

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バンコク-ドンムアン国際空港から市内は鉄道で簡単にアクセス


タイ、バンコクのワット・ポー
タイ バンコク「ワット・ポー」

バンコク-ドンムアン国際空港から市内へのアクセスは、鉄道「SRTダークレッドライン」利用がオススメです。

乗り換えの煩わしさはありますが、値段、利便性、スピードのどれをとっても有利です。ただし、荷物が多いあなたは身軽にタクシーや送迎サービス、深夜の移動には送迎サービスを利用するようにしましょう。

空港アクセスが確保できたら、あとはバンコクの街へ飛び出すだけ。時間の無駄なく楽しめる旅程づくりとホテル選びを進めていきましょう。

※掲載されている情報は、記事公開時点の情報です。最新の情報は、公式HPなどでご確認ください。(最終更新:2025年7月)

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