【ヴェルサイユ宮殿】完全ガイド｜観光モデルコース、アクセス、注意点すべて解説

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フランスの首都パリから日帰り観光が一般的な「ヴェルサイユ宮殿」。

世界遺産にも登録されている「ヴェルサイユ宮」は、世界で最も華麗と言われる「宮殿」です。

800ヘクタールという広大な敷地のなかに、「宮殿」「庭園「公園」「離宮」が点在し、そのすべてを見学するには1日あっても足りないほどです。

本記事では、渡航36ヵ国、元トラベルコンシェルジュとして500名以上の旅をサポートしてきた筆者が、「ヴェルサイユ宮殿」を効率よく観光するためのヒントをまとめて解説していきます。

ぜひ、参考にしてスムーズに計画、大満足な「ヴェルサイユ宮殿」観光を楽しみましょう♪

💰1ユーロ＝約180円（2025年11月現在）

「ヴェルサイユ宮殿」観光はツアーがオススメ！

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ヴェルサイユ宮殿観光1日モデルコース

フランス・ヴェルサイユ宮殿観光マップ — フランス　ヴェルサイユ「ヴェルサイユ宮殿」観光地図

「宮殿」のみをサクっと見学

🐇ショートコース

ヴェルサイユ宮殿
見学時間目安：2時間～
🎫「パレスチケット」€21

「宮殿＆庭園」を見学

👧定番コース

ヴェルサイユ宮殿、庭園、マリーアントワネット離宮
見学時間目安：3～5時間
🎫「パレスチケット」€21

1日かけてすべてを見学

🐢じっくりコース

ヴェルサイユ宮殿、庭園、大トリアノン、小トリアノン、王妃の村里
見学時間目安：5時間～
🎫「パスポート」€28/€32

パリ　RER-C線の各駅

↓
🚋電車（RER-C線）で40分
↓

　ヴェルサイユ宮殿　

きらびやかに輝く「鏡の間」に感動

🐇ショートコース/👧定番コース/🐢じっくりコース

ヴェルサイユ観光のメイン「ヴェルサイユ宮殿」に入ったら
さっそくきらびやかな世界に突入
天井画、シャンデリア、窓、宝飾品などに囲まれて
順路に従って見学
途中、「鏡の間」を見逃し注意

🕐所要時間：2時間～

ⓘ「ヴェルサイユ宮殿」の基本情報はこちら

フランス・パリの南西22㎞の街ヴェルサイユにある宮殿。1682年、ルイ14世の命により建設。当初は離宮として建てられたが、王のほか地方の有力貴族の居住地としても利用され、国政のための議論の場や社交場としても使用された。2300の部屋があると言われるなかで、最も有名なのは「鏡の間」と言われる回廊。17枚の鏡で覆われている壁面、天井画、シャンデリア、燭台と当時の最高級品で飾られている。

名称：Château de Versailles（ヴェルサイユ宮殿）
アクセス：ヴェルサイユ＝シャトー駅より徒歩で10分
営業時間：9:00-18:30
休み：月曜日
料金：21ユーロ（約3780円）

↓
👣徒歩で5分
↓

　庭園＆公園　

左右対称の広大な庭園に圧巻

🐇ショートコース/👧定番コース/🐢じっくりコース

水、噴水、彫刻、植物がシンメトリーに配置された
美しすぎる庭園と公園を自由に散策
幾何学模様に整えられた植物と大運河を眺めながら
「トリアノンエリア」方面へ

🕐所要時間：30分～

ⓘ「庭園＆公園」の基本情報はこちら

「ヴェルサイユ宮殿」裏（西側）に整備されている庭園＆公園。左右対称に整備された池や運河、幾何学模様に配された植物をベースに設計されている。水がなかったヴェルサイユの土地に水を引き入れ、「自然をもを変えることができる」と王の権力を誇示するためにつくられたとも言われている。現在は、無料開放されており観光客だけでなく市民の憩いの場ともなっているほか、夏季には噴水ショー（有料）が開催されている。

名称：Les jardins、Le Parc（ヴェルサイユ宮殿の庭園＆公園）
営業時間：4月-10月/7:00-20:30、11月-3月/8：00-18：00
休み：なし
料金：無料（噴水ショーが行われている期間は有料）

↓
👣徒歩で30分
↓

　大トリアノン宮殿　

「美しさ」が凝縮された宮殿に魅了

🐢じっくりコース

質素ながらも「ヴェルサイユ宮殿」の美が凝縮された
「大トリアノン宮殿」
部屋に飾られた調度品や
手入れが行き届い庭園を回廊から一望
観光客が減った静かな空間でゆっくりと見学

🕐所要時間：30分～

ⓘ「大トリアノン宮殿」の基本情報はこちら

「ヴェルサイユ宮殿」内にある「離宮」。ルイ14世の家族のほか愛人の住まいとして使用された後、迎賓館として利用、最終的にはナポレオン１世の住まいとして利用された。現在は博物館としてだけでなく、官邸や迎賓館として使用されることもある。ナポレオン1世とその皇妃や親族が暮らした部屋や列柱が連なる中庭、フランス式庭園などが現在も見学可能となっている。

名称：Grand Trianon（大トリアノン宮殿）
営業時間：4月-10月/12:00-18:30、11月-3月/12：17：30
休み：1/1、5/1、12/25
料金：€12（トリアノンエリア共通）

↓
👣徒歩で5分
↓

　プチ・トリアノン（マリー・アントワネットの離宮）　

マリー・アントワネットが愛した空間に感動

フランス・ヴェルサイユ宮殿のプチ・トリアノン宮殿 — フランス　ヴェルサイユ宮殿「プチ・トリアノン宮殿」

🐢じっくりコース

大地に突然と現れる涅槃仏
その巨大さに感動しながら
地元の方に混ざって参拝

🕐所要時間：1時間～

ⓘ「プチ・トリアノン」の基本情報はこちら

「ヴェルサイユ宮殿」敷地内にある「離宮」。ルイ15世の愛人マダム・ド・ポンパドールのために1768年に建設開始、ルイ16世の時代に王妃マリーアントワネットに譲渡された。1階は使用人のための機能重視した質素な空間、2階は彼女自身の居住空間のためのエレガントながらもかわいらしい内装となっている。「離宮」の外には川、池、小路、林を利用したイギリス式庭園が整備されており、「王妃の村里」へと続いている。
名称：Petit trianon (プチ・トリアノン/小トリアノン）
営業時間：4月-10月/12:00-18:30、11月-3月/12：17：30
休み：1/1、5/1、12/25
料金：€12（トリアノンエリア共通）

↓
👣徒歩で15分
↓

　ル・アモー・ドゥ・ラ・レーヌ（王妃の村里）　

「宮殿」の奥に隠された憩いの場でリラックス

フランス・ヴェルサイユ宮殿の「王妃の村里」 — フランス　ヴェルサイユ宮殿「ル・アモー・ドゥ・ラ・レーヌ（王妃の村里）」

🐢じっくりコース

きらびやかな「ヴェルサイユ宮殿」と一転した
池、畑、建物が建ち並ぶ田舎空間
マリー・アントワネットが愛した空間で
ちょっとひと息

🕐所要時間：1時間～

ⓘ「ル・アモー・ドゥ・ラ・レーヌ（王妃の村里）」の基本情報はこちら

「プチ・トリアノン」の奥に造られた「理想の村」。マリー・アントワネットの隠れ家として、イギリス庭園に囲まれた田舎街が再現されている。製粉所、酪農所、灯台、鳩舎、護衛の宿泊所のほか、実際に農作業を行える菜園、果樹園、花壇などが整備。マリー・アントワネットの実家の家族を招待し、土いじりを楽しまれたと言われている。

名称：Le hameau de la Reine et leurs jardins（ル・アモー・ドゥ・ラ・レーヌ/王妃の村里）
営業時間：4月-10月/12:00-18:30、11月-3月/12：17：30
休み：1/1、5/1、12/25
料金：€12（トリアノンエリア共通）

↓ヴェルサイユ-シャトー駅まで戻り
🚋電車（RER-C線）で40分
↓

　ホテル　

パリの夜を満喫！

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購入すべきヴェルサイユ宮殿観光のチケット

フランス・ヴェルサイユ宮殿の入場チケット3選 — フランス　ヴェルサイユ宮殿「入場チケット3選」

「ヴェルサイユ宮殿」観光のためには入場チケットを購入する必要があります。

チケットの種類は複数が用意されており、「ヴェルサイユ宮殿」のみ入場できるチケットから「トリアノンエリア」を含む「パスポート」さらには、食事やデザートも楽しめるチケットなどがあります。

一見複雑な印象を受けますが、購入を検討するべきチケットは以下の3種類です。

ヴェルサイユ宮殿のみ入場できる「宮殿チケット」
敷地内すべてを観れる「パスポート」
パリ市内の美術館も入れる「パリミュージアムパス」

| ヴェルサイユ宮殿のみ入場できる「宮殿チケット」

「宮殿チケット」は、その名の通り「ヴェルサイユ宮殿」のみに入場できるチケットです。

21ユーロと他のチケットに比べ最も低い値段設定になっています。とはいえ、「庭園＆公園」は夏以外は無料開放されているため、あわせて観光することが可能です。

上記モデルコースで「ショートコース」での観光を予定している場合は、こちらの「宮殿チケット」を購入しましょう。

| 敷地内すべてを観れる「パスポート」

「パスポート」と呼ばれるチケットは「ヴェルサイユ宮殿」敷地内すべてに入場できるチケットです。

すべてとは、「ヴェルサイユ宮殿」「庭園＆公園」「トリアノン宮殿エリア」です。

上記モデルコースで「じっくりコース」を予定しているあなた、夏に観光予定で庭園＆公園も入場したいあなた、そしてどうせならすべて観光したい欲張りなあなたはこちらの「パスポート」を購入しましょう。

| パリ市内の美術館も入れる「ミュージアムパス」

パリに行くなら「ルーブル美術館や「凱旋門」「サント・シャペル」なども観光するのが当然！そんなあなたにオススメなのが「パリミュージアムパス」です。

この「パリ　ミュージアムパス」でも「ヴェルサイユ宮殿」「トリアノンエリア」への入場が可能です。

「ヴェルサイユ宮殿」のチケットを個別で購入する必要がなく便利かつお得なチケットですが、「ヴェルサイユ宮殿」「トリアノン宮殿」日時指定予約（無料）を公式ＨＰからする必要があります。

また、夏季の「庭園＆公園」有料期間は、「ミュージアムパス」では入場できません。別途「庭園＆公園」のチケット購入が必要となるため、注意しましょう。

パリ　ミュージアムパスを探す
▶パリ　ミュージアムパス公式HP　≫
▶KKday公式HP　≫
▶Klook公式HP　≫

パリからヴェルサイユ宮殿までのアクセス

フランス・パリからヴェルサイユ宮殿へのアクセス方法 — フランス　パリからヴェルサイユのアクセス方法

パリ市内から「ヴェルサイユ宮殿」までのアクセスは以下の4種類です。

最も一般的な「鉄道」
最安値で行ける「バス」
快適な「タクシー」
早い、簡単、楽な「ツアー」

【パリからヴェルサイユ宮殿までの移動手段】

交通手段	料金	出発駅	降車駅	降車駅からのアクセス	最低所要時間	運行時間	運行間隔
高速鉄道（RER-C線）	€2.5	オルセー美術館駅ノートルダム駅など	ヴェルサイユ-シャトー駅	徒歩10分	35分	6：00-23：00	30分
国鉄（SNCF-NまたはU）	€2.5	モンパルナス駅	ヴェルサイユ-シャンティエ駅	徒歩18分	12分	6：30-23：00	30分
国鉄（SNCF-P）	€2.5	サン・ラザール駅	ヴェルサイユ-リヴ-ドワット駅	徒歩17分	38分	5：50-25：00	15-30分
バス（RATP 171番）	€2	ポン・ド・セーヴル駅	ヴェルサイユ宮殿	徒歩5分	35分	5：00-25：00	13-35分
タクシー	€30～	ホテルなど	ヴェルサイユ宮殿	徒歩0分	30分	24時間	0分
ツアー	€75～	ホテルやパリ市内	ヴェルサイユ宮殿	徒歩0分	30分	午前/午後など	0分

※1ユーロ（EURO）=約180円
※2025年11月現在

最も一般的な「鉄道」

フランス・パリからヴェルサイユのアクセス方法（鉄道） — フランス　パリ⇆ヴェルサイユアクセス　鉄道

こんなあなたにオススメ！

・メトロ駅近くに滞在している

・ヴェルサイユ宮殿最寄り駅からの徒歩を少なく済ませたい

〇

メリット

€2.5と安い
「パリ市内」の複数駅からアクセスが可能でき楽
渋滞に巻き込まれる心配がなく安心

✖

デメリット

急なストライキで運休になることがあるため、確認が必要
通勤時間は混雑が予想され、スリなどの被害に注意が必要（特にRER-C線駅までのメトロ）
列車によって行き先が異なるため、正しい列車に乗車する必要があり困難

パリ市内のRER-C線各駅「オルセー駅」または「ノートルダム駅」より
鉄道RER-C線に乗車
「ヴェルサイユ-シャトー（Versailles Château Rive Gauche）駅」で下車
徒歩にて「ヴェルサイユ宮殿」へ

パリ市内から「ヴェルサイユ宮殿」へ行くには鉄道利用が一般的です。料金も片道2.50ユーロと良心的、出発地点（滞在のホテルなど）に寄りますがパリ市内から1時間程度でアクセスが可能です。

ただし、RER-C線は枝分かれしており、列車によっては「ヴェルサイユ宮殿」に停車しない場合があります。駅員さんに確認するなどして、「Versailles Château Rive Gauche」駅に停車する電車に乗車しましょう。

また、観光客狙いのスリが多いとも言われています。貴重品には十分注意しましょう。

なお、実際には鉄道利用で「ヴェルサイユ宮殿」まで行くアクセス方法は3種類あります。パリ市内での乗車駅が「モンパルナス駅」「サン・ラザール駅」が便利な場合は国鉄SNCF線が便利ですが、「ヴェルサイユ宮殿」最寄り駅から正面ゲートまでの距離が長く徒歩20分程度かかります。

今回ご紹介したRER-C線を利用する方法が「ヴェルサイユ宮殿」へ最短で行けるため、できる限りRER-C線利用を試みましょう

交通手段	出発駅	降車駅	降車駅からのアクセス	最低所要時間	運行時間	運行間隔
高速鉄道（RER-C線）	オルセー美術館駅ノートルダム駅など	ヴェルサイユ-シャトー駅	徒歩10分	35分	6：00-23：00	30分
国鉄（SNCF-N/U）	モンパルナス駅	ヴェルサイユ-シャンティエ駅	徒歩18分	12分	6：30-23：00	30分
国鉄（SNCF-P）	サン・ラザール駅	ヴェルサイユ-リヴ-ドワット駅	徒歩17分	38分	5：50-25：00	15-30分

※料金はすべて同額、片道2.5ユーロ

✎　ひとことメモ
【料金】片道2.5ユーロ【所要時間】30分～【運行時間】6：00-23：00頃【運行間隔】20本/日程度

最安な「バス」

こんなあなたにオススメ！

・できるだけ安価で行きたい

・公共機関を使用してできるだけ「ヴェルサイユ宮殿」の近くまでアクセスしたい

〇

メリット

2ユーロと最安値でアクセスができる
降車バス停から「ヴェルサイユ宮殿」正面ゲートが見え、迷子にならず安心

✖

デメリット

渋滞により所要時間が大幅に変化し、時間が読めない
乗車駅である「ポン・ド・セーヴル駅」までメトロで行く必要がありチケット代がかかる

メトロ9号線の終着駅「ポン・ド・セーブル（Pont de Sèvres）駅」より
バス171番　「ヴェルサイユ宮殿（Château de Versailles）往き」に乗車
「ヴェルサイユ宮殿（Château de Versailles）」で下車
徒歩にて「ヴェルサイユ宮殿」へ

パリ市内からバスでアクセスすれば、「ヴェルサイユ宮殿」正面ゲートの目の前まで行くことが可能です。入口まで徒歩0分というわけにはいきませんが、バス停降りてからの道順などを調べる必要もなく安心です。

さらに、パリ市内も始発、ヴェルサイユ宮殿バス停も終着となるため、どこで降りるかなどの心配もありません。

ただし、路線バスなため渋滞に巻き込まれる心配も大いにあります。通常の所要時間は35分程度ですが、「ヴェルサイユ宮殿」入場予約時間に余裕を持ってでかけるようにしましょう。

✎　ひとことメモ
【料金】片道2ユーロ【所要時間】35分～【運行時間】5：00-25：00頃【運行間隔】13～35分

快適な「タクシー」

フランス・パリからヴェルサイユのアクセス方法（タクシー） — フランス　パリ⇆ヴェルサイユアクセス　タクシー

こんなあなたにオススメ！
・「ヴェルサイユ宮殿」見学に体力を温存したい
・とにかく連れてって！

〇

メリット

ホテルなど滞在先から直接出発でき楽
「宮殿」前で降車でき、観光がすぐ始められる

✖

デメリット

公共機関に比べて値段が高い
渋滞に合うと時間、料金ともに高くつく可能性がある
「帰り」のアクセス方法を確保する必要がある

「ホテル」などよりタクシーに乗車
行き先を告げ目的地で下車

鉄道やバスよりは値段が嵩みますが、乗り換えや出発地点までの移動なく利用でき簡単なタクシーです。

もちろん、ホテルまで迎えに来てもらい「ヴェルサイユ宮殿」の入口まで歩くことなく到着することができます。

渋滞に巻き込まれなければ30分程度でアクセスが可能。値段も30ユーロ程度～なため、数人集まれば時短のための好手段です。

また、前述のように鉄道アクセスの場合は駅から最低でも10分程度歩く必要があります。「ベルサイユ宮殿」内は広大なため、観光中に体力保存をしたいあなたにオススメです。

ただし、渋滞に合う可能性を考慮して、入場時間に間に合うように早目の行動を心がけましょう。

✎　ひとことメモ
【料金】30ユーロ～【所要時間】30分程度～【運行時間】24時間

早い、簡単、楽な「ツアー」

フランス・パリからヴェルサイユのアクセス方法（現地ツアー） — フランス　パリ⇆ヴェルサイユアクセス　ツアー

こんなあなたにオススメ！
・「ヴェルサイユ宮殿」見学に集中したい
・「ヴェルサイユ宮殿」内も案内付きで効率よく観光したい
・とにかく連れてって！

〇

メリット

ホテルから出発できる（ツアーによる）
「ヴェルサイユ宮殿」内もガイド付きでを効率よく見学できる（ツアーによる）
移動手段を考える手間が省けて楽

✖

デメリット

公共機関に比べて値段が高い
渋滞に巻き込まれる可能性がある
ツアーによっては集合場所まで自力で行く必要がある

KlookやKKday、JTBなどで事前に予約
「ホテル」「集合場所」より車に乗車
観光を楽しんだら
「ホテル」「解散場所」で解散

最も簡単なアクセス方法＋観光方法なのが、パリ発着「送迎付きツアー」に参加する方法です。

ツアーに参加すればホテルまでの送迎のほか、「ヴェルサイユ宮殿」観光もガイドさん付きで楽しむことができます。（内容はツアーによって異なります）

自分で廻るよりも知識が増えるプロガイドさんとの観光は、時間も短く集中して重要な部分を解説付きで観光できるというメリットがあります。

より詳しく「ヴェルサイユ宮殿」を観光したいあなたは、日本語で検索できるKlookやKKday、JTBなを利用して予約しましょう。

✎　ひとことメモ
【料金】75ユーロ～【所要時間】4時間程度～

「ヴェルサイユ宮殿」ツアーを探す
▶Klook公式HP　≫
▶KKday公式HP　≫
▶JTB公式HP　≫

観光当日の注意事項

フランス・ヴェルサイユ宮殿を走るミニ汽車 — フランス　ヴェルサイユ宮殿「ミニ汽車」

スニーカーで出発
大きな荷物は持ち込み禁止
交通機関の運休に要注意
敷地内の移動は「ミニ汽車」がオススメ
トイレは行ける場所で済ましておく

| スニーカーで出発

ヴェルサイユ宮殿観光は歩く距離が多いです。

「ヴェルサイユ宮殿」内だけを観光する場合はさほど心配ありませんが、庭園、公園、トリアロン宮殿まですべて観光するあなたは足元はスニーカーなど歩きやすい靴を用意しましょう。

| 大きな荷物は持ち込み禁止

ヴェルサイユ宮殿内は大きな荷物の持ち込みが禁止されています。できるだけ身軽に行きましょう。

どうしても荷物を持っていく場合は、正面入口手前の右手に無料のロッカーが用意されています。ただし、空きがない場合はもちろん預けることはできません。朝早くに行くなどして混雑回避を目指しましょう。

| 交通機関の運休に要注意

パリの交通機関はストライクが多いことでも有名です。

突然予定の電車が運休になったり大幅な遅延が起きたりするのも日常茶飯事。「ヴェルサイユ宮殿」へ鉄道やバスを利用して行く場合は、利用交通機関の公式HPで運行状況をチェックしてから出かけるようにしましょう。

当日の運休に慌てないために、第二案なども調べておくと安心です。

| 敷地内の移動は「ミニ汽車」がオススメ

地面積1070haもある「ヴェルサイユ宮殿」。その広さは東京ディズニーリゾートの約5.3倍にあたり、庭園＆公園エリアを通りぬけるだけで徒歩で30分程度かかります。

ありがたいことに敷地内にはミニカートや自転車など移動手段が4種類用意されています。なかでも、最も使い勝手が良いのが「ミニ汽車」です。8.50ユーロで乗れるため、夏の炎天下や足腰が疲れている時などは上手に利用し無理のない「ヴェルサイユ宮殿」観光を楽しみましょう。

| トイレは行ける場所で済ましておく

「ヴェルサイユ宮殿」内のトイレの数は少な目です。

必要を感じなくても、トイレがある場所で済ませておくようにしましょう。

宿泊すれば極上の体験に

フランス・ヴェルサイユ宮殿の正面玄関 — フランス　ヴェルサイユ宮殿「正面玄関」

実は、「ヴェルサイユ宮殿」の周辺にはホテルも多数用意されています。

「ヴェルサイユ宮殿」を模したような豪華なホテルからお手軽ホテルまで揃い、「ヴェルサイユ宮殿」入口からわずか200～500ｍ程度の距離に位置しています。

前日入りしておけば、朝の通勤ラッシュに合うこともなく、また渋滞など心配もなく安心です。

また、「庭園＆公園」は朝7時から夜20時半まで開放されているため朝の散策や夕方の散歩も可能です。さらに、夏の夜には花火が打ち上げられることもあり、夜の楽しみも確保されています。

「ヴェルサイユ宮殿」を誰よりも楽しみたいあなたはぜひ泊まってみましょう。

★★★★Le Louis Hotel Versailles Château – MGallery Collection
★★★★ホテルルヴェルサイユ
★★★イビスヴェルサイユシャトー

ヴェルサイユ宮殿の基本情報

施設名	Château de Versailles　ヴェルサイユ城/Palais de Versailles　ヴェルサイユ宮殿
建設	1682年
世界遺産登録	1979年、ヴェルサイユの宮殿と庭園
概要	フランスの首都パリから南西方向22㎞に位置する街ヴェルサイユにある「宮殿」。1070ヘクタールと言われる敷地内には、「宮殿」「離宮」「庭園」「公園」などが整備。「宮殿」には王やその家族のほか、地方有力貴族の居住空間も用意され、国政を議論したり、社交場としても利用されていた。「宮殿」内で最も豪華と言われているのは「鏡の間」で、当時、王に謁見にくる来賓を迎える回廊として使用されていた。天井画、鏡、シャンデリア、燭台と高級調度品が使用されており、現在でも必見スポットとして人気を博している。
歴史	1624年：ルイ13世の狩猟の館として建設 1661年～：ルイ14世が宮殿へと改築、増築を開始 1710年：ほぼ完成（その後も歴代王により増改築が継続） 1871年：「鏡の間」にてドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の即位式 1919年：「鏡の間」にて第一次世界大戦後の対ドイツとの講和条約であるヴェルサイユ条約が調印 2024年：パリオリンピックで馬術と近代五種の会場として使用