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市内までおよそ23km、最短所要時間30分程度の「パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港」。
海外旅行の最初の難関である空港⇄市内への移動、「パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港」の場合は6種類が用意されています。選択肢の幅が多く、またホテルや観光スポットなど目的地によってもアクセス方法が異なり、正直複雑です。
本記事では、これまで500名以上の旅をサポートしてきた元トラベルコンシェルジュであり渡航歴36ヵ国の旅好きの筆者が、初めてでも迷わない！パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港から市内へのアクセス方法をご紹介していきます。
重たい荷物は誰よりも早く置いて、ロマンチックな街パリ観光に繰り出しましょう♪
※フランスの首都パリには2つの空港が整備されています。「オルリー国際空港」から市内へのアクセスはこちらをご覧ください ≫パリ-オルリー空港から市内への行き方と移動に役立つ３つのヒント
パリ-シャルル・ド・ゴール空港⇆市内送迎サービス
パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港から市内へのアクセス方法の選び方
- 簡単＆値段重視→「シャトルバス（Roissy Bus)」
- 早さ重視→「鉄道（RER-B線）」
- 簡単＆楽さ重視→「タクシー」または「送迎サービス」
- 夜中の発着→「送迎サービス」
簡単＆値段重視→「シャトルバス（Roissy Bus)」
「パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港」から市内への移動が最も簡単かつ楽な移動方法は、オペラ座直行バス「Roissy Bus」です。
空港内のどのターミナルから乗車することができ、チケットもスマホやクレジットカード決済で車内で購入が可能です。利用客も観光客のみなためスリなどの心配もなく、「オペラ座」まで安心して移動が可能です。
- 「オペラ座」近くに行きたい
- 乗換の心配なく移動したい
- 渋滞に巻き込まれて時間がかかっても構わない
上記のようなあなたは、「ロワシーバス（Roissy Bus）」を利用しましょう。
早さ重視→「鉄道（RER-B線）」
「パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港」から市内へ最速での移動方法は、鉄道「RER線」です。
鉄道のため、渋滞に巻き込まれる心配なく最短30分程度で「パリ-北駅」へ到着が可能です。しかも、乗換の必要もありません。
ただし、「パリ-北駅」周辺に用事がある方は少ないでしょうから、目的地まで乗換での移動が必要となります。また、公共交通機関のため、もちろん観光客以外の乗客も多く車内スリなどが心配です。
- パリに何度も来ている
- 荷物がさほど多くない
- 渋滞など時間が読めないのは嫌
上記のようなあなたは、「鉄道（RER線）」を利用しましょう。
安心＆楽さ重視→「タクシー」または「送迎サービス」
治安が不安なパリ。到着後すぐにスリなどの心配なく安心して移動したいあなたは、「タクシー」または「送迎サービス」がおすすめです。
バスや鉄道よりも値段が高くなりますが、ホテルへ直行できたり日本出発前に予約ができたりと安心感は高めです。車移動になるため、時間によっては渋滞に巻き込まれる可能性はありますが、大きな荷物の移動や乗換や駅からの道順などを調べる必要もありません。
- 大きな荷物を持って移動したくない
- とにかくホテル（目的地）に連れてってほしい
- 複数人数で旅行する
上記のようなあなたは、鉄道「タクシー」または「送迎サービス」を利用しましょう。
夜中の発着→送迎サービス
夜中に空港に到着する場合の最良の移動方法は、「送迎サービス」です。
日本出発前に予約ができ、空港にお迎えが来、夜でも安心して利用可能です。
- 夜中に到着
- ひとり旅
上記のようなあなたは、「送迎サービス」を利用しましょう。
タクシーを利用するという手もありますが、夜中のタクシー利用は危険です。地元の方も利用しない移動方法なため、注意しましょう。
パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港送迎サービス探す
▶KKday公式HP ≫
▶Klook公式HP ≫
パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港から市内へのアクセス方法4選
◀👆▶左右にスライドできます(スマホのみ)
| 交通手段 | 料金 | 所要時間 | 運行時間 | 運行間隔 | 行き先 | 予約サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 鉄道（RER-B線） | €13 | 25分～ | 4:53-24:15 | 10分～ | パリ-北駅、シャトー・ル・ハレ駅、サン・ミッシェル-ノートダム駅 | |
| バス（RoissyBus） | €13 | 60分～ | 5:15-24:30 | 15～30分 | オペラ座 | |
| タクシー | €56～ | 30分～ | 24時間 | 0分 | 市内ホテル | |
| 送迎サービス | €62.17 ～ | 30 分～ | 24時間 | 0分 | 市内ホテル | KKday公式HP ≫ Klook公式HP ≫ |
| 夜間空港バス（140＆143） | €2 | 80分～ | 24：30-5：30 | 30～60分 | パリ-東駅 | |
| 路線バス | €2 | 60分～ | 5：40-22：30 | 15～30分 | ナショナルパーク、南門、チャペル門など |
※€1＝￥170程度
※2025年10月現在
パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港から市内への移動方法は、合計6種類が整備されています。
ですが、実際に利用価値があり使い勝手が良い移動方法は、以下の4つです。
- 渋滞なしでスムーズに移動できる「「鉄道（RER-B線）」
- 「オペラ座」まで直行できる「シャトルバス（Roissybus）」
- 目的地まで直行できる「タクシー」
- 事前予約ができ簡単＆安心な「送迎サービス」
上記以外の移動方法「夜間バス」「路線バス」は利便性が悪いほか治安面でも利用をオススメしないため本記事では省略します。
【鉄道（RER-B線）】渋滞なしでスムーズに市内へ
| こんなあなたにオススメ！ |
|---|
| ・渋滞の心配なくスムーズに市内へ行きたい |
| ・日中に到着する |
| ・北駅など鉄道主要駅に行きたい |
〇
メリット
- 渋滞に巻き込まれず時間が読みやすい
✖
デメリット
- 乗換が必要
- 混雑している可能性がある
- スリなどの治安が心配
- 夜中は運行なし
- 「第2ターミナル駅」または「第1，3ターミナル駅」より
- チケットを購入後
- 鉄道（RER-B線）に乗車
- 「北駅」や「シャトー・ル・ハレ駅」「ノートルダム大聖堂駅」で地下鉄乗り換え
- 目的地で下車
「パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港」からは「RER-B線」と呼ばれる鉄道が運行しています。
目指す駅が以下の場合、乗り換えなしで到着が可能です。
- パリ-北駅
- シャトー・ル・ハレ駅Châtelet-Les Halles
- サン・ミッシェル-ノートルダム駅Saint-Michel-Notre-Dame
10～20分間隔、朝4：53～24：15まで運行しいてるため、夜中に空港に到着しない限り、問題なく使用可能です。
鉄道「RER-B線」を使用する最大のメリットは渋滞に合わない点。「シャルル・ド・ゴール空港」から「北駅」まで30分程度でアクセスができるため、北駅で地下鉄へ乗り換えをしても最短で45分程度でパリ市内の目的地に到着できます。
ただし、パリの治安は悪いことで有名。到着次第大きなスーツケースを持って鉄道＆地下鉄へ乗り換えをしながらアクセスするのは海外旅行に慣れてない場合は少し不安が残るほか体力的にも疲労感が否めません。
最終目的地までのアクセス、乗り換え駅をきちんと予習してから出かけましょう。
| 👍point 乗継駅や下車駅などしっかり予習してから電車に乗ろう！ |
✎ ひとことメモ
【料金】片道€13（＋チャージカード€2）【所要時間】30分程度～【運行時間】4：53-24：15頃【運行間隔】10～20分程度
【シャトルバス（Roissybus）】直行でオペラ座へ
| こんなあなたにオススメ！ |
|---|
| ・「オペラ座」へ行きたい |
| ・日中に到着する |
| ・楽に移動したい |
〇
メリット
- 「オペラ座」まで直行で乗換の心配なし
- 観光客だけなのでスリの心配もなし
✖
デメリット
- 渋滞によっては時間がかかる1時間以上時間がかかる可能性がある
- 夜中は運行なし
- チケットを購入後
- 利用ターミナルの「バス停」より
- バスに乗車
- 「オペラ」で下車
「オペラ座」周辺に向かいたい場合は、「パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港」から「Roissybus」と呼ばれるバスが運行しています。
行き先は「オペラ座」のみです。「オペラ座」近くに宿泊するあなたは、「Roissybus」でアクセスしましょう。「シャルル・ド・ゴール空港」内のどのターミナルからも出発ができ便利なうえ、車内のスリや乗換などの心配もありません。
ただし、渋滞にあう可能性もあり、所要時間は60分～となっています。到着後に観光にでかけける予定の場合は、美術館の予約など余裕を持ってスケジューリングをしておきましょう。
なお、チケットの購入にはチャージカード「Navigo Easy」（€2）が必要となります。自動販売機でチャージカード「Navigo Easy」を購入してから、チケット料金をチャージしましょう。
また、アプリ「Bonjour RATP」や車内でスマホ決済、クレジットカード決済の利用も可能です。
| 👍point 余裕をもってスケジューリングしよう！ |
✎ ひとことメモ
【料金】片道€13（＋チャージカード€2）【所要時間】60分程度～【運行時間】5：15-24：30頃【運行間隔】15～30分程度
【タクシー】目的地まで直行
| こんなあなたにオススメ！ |
|---|
| ・ホテルまで直行したい |
| ・楽に移動したい |
〇
メリット
- ホテルへ直行できる
- 24時間運行
- 荷物が重たくても大丈夫
✖
デメリット
- 公共機関より値段が高め
- 言葉が通じるか心配
- 利用ターミナル「空港タクシー乗り場」より
- タクシーに乗車し
- 行き先を告げ
- 目的地で下車
タクシーを利用すれば、ホテルや行きたい場所まで直行、荷物運びのわずらわしさもなく移動ができます。
また、24時間運行しているため空港到着時間に関係なくいつでも利用ができ、人気な移動手段です。
パリ-シャルル・ド・ゴール空港からのタクシーはパリ中心部までは定額料金制をとっているため、値段的にも安心です。
- セーヌ川北部（オペラ座、ルーブル美術館など）56ユーロ
- セーヌ川南部（エッフェル塔、オルセー美術館など）65ユーロ
ただし、違法タクシーに引っかからないように注意が必要です。必ず「タクシー乗り場」から乗車しましょう。空港内に勧誘に来ているドライバーは正規ではありません。無視するようにしましょう。
| 👍point 行き先（ホテル名、住所など）を英語とフランス語で記したメモを用意しておこう！ |
✎ ひとことメモ
【料金】€56～€65【所要時間】35分程度～【運行時間】24時間
・行き先をメモしておけば、見せるだけでOKで安心
【送迎サービス】安心＆簡単
| こんなあなたにオススメ！ |
|---|
| ・ホテルまで直行したい |
| ・楽に移動したい |
| ・言葉が通じるか不安 |
| ・パリ到着前に手続きをしておきたい |
〇
メリット
- 事前予約ができ安心
- 24h運行
- ホテルまで直行できる
✖
デメリット
・他手段に比べて割高
- 出発前にkkdayやKlookで予約
- 指定された集合場所で担当者と合流
- 車に乗り込み
- 目的地で下車
車移動の手軽さと言葉の心配も不要な移動方法が、送迎サービスです。
出発前に日本から日本語で予約ができ、空港の到着ロビーに名前などを記入した紙を持って出迎えてくれます。行き先なども予約時に伝えてあるため、現地では案内人に従って車に乗り込むだけで、ホテルまで到着できます。
値段もあらかじめ設定されているため、最終的にいくらかかるかわからないなどの心配もありません。
デメリットとしては、タクシーと同じく渋滞に巻き込まれる可能性がある点と他の移動手段に比べると割高になる点です。ですが、空港到着後はホテルまでなんの心配もなく到着したいあなたは、KKdayやKlookなどで送迎サービスを予約しておきましょう。
また、夜中に空港到着の場合は、安全面を考慮して実質「送迎サービス」が唯一の移動手段となります。
パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港⇆市内の送迎サービスを探す
▶KKday公式HP ≫
▶Klook公式HP ≫
パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港⇆市内移動のための3つのヒント
パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港は、市内から23km北北東に位置
パリの空の玄関口「パリ-シャルル・ド・ゴー国際空港」。
パリ中心部から北北東方向に23kmほど行った場所に位置します。
- 3つのターミナルを構え
- 113社が就航
- 世界285都市
- 115か国を結びます。
2025年10月現在、日本から「パリ-シャルル・ド・ゴール空港」への直行便が毎日就航されています。
※パリの国際空港は2つあります。「パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港」の他にヨーロッパ内LCC便発着に使用される「パリ-オルリー国際空港」があるので間違いないように注意しましょう。
✎関連記事 パリ-オルリー空港から市内への行き方と移動に役立つ３つのヒント
| 正式名称：Aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle パリ＝シャルル・ド・ゴール空港 |
| 空港コード：CDG |
| ターミナル数：3 |
※2025年10月現在
パリ往きの飛行機を探す
▶JTB公式HP ≫
▶HIS公式HP ≫
パリ観光は「セーヌ川北岸」「セーヌ川南岸」の広範囲
パリの面積は105．4㎢、東京を走る山手線内側の約1.5倍の広さがあります。観光の際には「セーヌ川北側」「セーヌ川南側」「郊外」を移動する必要があります。
- オペラ座、凱旋門、ルーブル美術館がある「セーヌ川北側」
- オルセー美術館、エッフェル塔などがある「セーヌ川南側」
- ヴェルサイユ宮殿がある「郊外」
各スポットの移動には地下鉄をフルに活用。その交通機関も複雑に交差していてわかり辛いため、行きたい場所、ホテルの位置、交通アクセスをしっかり予習してから出かけるようにしましょう。
✎関連記事 【王道】パリ観光３日間モデルコース｜アートと街並みをしっかり満喫
鉄道、地下鉄、バス利用には「Navigo easy pass」が必要
パリ市内には、鉄道、地下鉄、バス、タクシーなどの移動方法が整備されています。
各路線が複雑に絡み合い使いこなすのは至難の業ですが、観光中に利用するのは「Metro」と呼ばれる地下鉄と「RER」と呼ばれる鉄道です。
これらの交通を利用するには「NAvigo easy Pass」と呼ばれる「Suica」のようなチャージカードが必要です。駅の券売機で簡単に購入ができます。
- チャージカード代 2€
- 地下鉄、鉄道運賃 €2.5
- バス代 €2
長年採用されていたゾーン制の料金体系が一掃され、現在は統一料金制が採用されています。
これにより、地下鉄2駅利用しても、鉄道を利用して「ヴェルサイユ宮殿」まで行っても片道2.5ユーロ。空港アクセスだけは13ユーロの特別料金となっているため、注意しましょう。
✎関連記事 【パリ】おすすめホテルエリア３選｜便利＆安全に観光できるのはココ
パリ-シャルル・ド・ゴール国際空港から市内はシャトルバスで簡単にアクセス
パリ-シャトルバス国際空港から市内へのアクセスは、シャトルバス「Roissybus」利用がオススメです。
所要時間60分～と時間がかかりますが、「オペラ座」まで乗り換えの心配なく行けるだけでなく、大きな荷物があってもスリに狙われることなく安心して移動が可能です。
きっと、パリでは「オペラ座」近くに泊まりたい！という方も多いはず。空港に到着したらまっすぐ「オペラ座」へ迎えるバスを利用しましょう。
もちろん、目的地が他の場所、数人での旅行の場合は「タクシー」利用も簡単でオススメです。夜のフライトの場合は「送迎サービス」を予約するようにしましょう。
空港アクセスが確保できたら、あとはパリの街へ飛び出すだけ。時間の無駄なく楽しめる旅程づくりとホテル選びを進めていきましょう。
※掲載されている情報は、記事公開時点の情報です。最新の情報は、公式HPなどでご確認ください。（最終更新：2025年10月）
パリ-シャルル・ド・ゴール空港⇆市内送迎サービス
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- オルリー空港アクセス
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