Table of Contents
ハメオス・デル・アグアもティマンファイヤも!ランサローテ島が産んだ偉大な建築家

スペイン・カナリア諸島に位置する《ランサローテ島》。
色々調べていくと、、至る場所に セザール・マンリケ という名前が出てきます。
誰それ??
て、感じですよね?
ですが、ランサローテ島にとっても大事な方なんです。
彼を知ればランサローテ島がよく分かる!
在住者の私が、一体どんな方なのか、なぜそんなに重要なのか?お教えします。
セザール・マンリケ César Manrique って誰?

ランサローテ島 ハメオス・デル・アグア
セザール・マンリケはアートと自然との融合、伝統と現代の融合をテーマに活躍した、ランサローテ島出身の建築家、画家、彫刻家です。
彼なしでは、今のランサローテ島は存在せず!?
といっても過言ではないほどランザローテ島にとって大な役割を果たした人物です。
彼を知れば、ランサローテ島観光がより楽しめますよ♪
セザール・マンリケの略歴

ランサローテ島 ファマーラ
1919年4月24日: | ランサローテ島 首都アレシーフェに生まれる |
1934年: | 父・ファマーラに家を建てる |
1936年-1939年: | スペイン内戦でフランコ派側でボランティア参戦 |
1939年-1941年: | テネリフェ島 ラ・ラグーナ大学で建築学科入学するが2年で退学 |
1945年: | マドリッドに移住 サン・フェルナン芸術学校にて美術・画家学科を勉強・卒業 |
1964年秋-1966年夏: | ニューヨークに滞在 画家として活躍 |
1992年9月25日(73歳): | ランサローテ島タイーチェの自宅前にて交通事故にて死亡 |
幼少期の多くをランザローテ島北西部のファマーラのビーチで過ごし、
8㎞にも及ぶ白浜ロングビーチに映し出される断崖と空、目の前に広がるグラシオーザ島、
次から次へと押し寄せてくる波の音に心を洗われ、自然と戯れた日々を忘れることなく一生を過ごしました。
8キロに渡る細かな綺麗な砂浜、鏡のように水面に映る400mの高さの崖。僕の心に残ってるこの映像は僕の人生の中で決して失うことはできない超越的な美しさだった。
と、本人が残してる通り、その経験は彼独特の感性に磨きをかけ、生涯のテーマ『自然とアートの融合』を形にし続けました。
その功績の多くをランサローテ島に残しています。
\ あわせて読みたい /
セザール・マンリケがランサローテ島に残した功績

ランサローテ島 ハメオス・デル・アグア
特に建築家として、ランサローテ島に多くの作品を残しました。
1970年~1980年代、カナリア諸島の観光化が進みます。
そんな様子を見た彼は、政府に一生懸命訴え続けました。
☆ランサローテ島の自然を壊さないで!
☆大型ビルやホテルの建設を中止して!
できる限り、昔のままのランサローテ島を残すよう働きかけました。
彼は、ランサローテ島の美しさが、どれほど貴重な物なのか、、、身を持って知っていたからです。
こんなにも美しい島は世界探してもどこにもない。この自然を残したまま、更に磨きをかけて、ここでしか観れないものを提供できる魅力的な島に仕上げよう。

ランサローテ島 ティマンファヤ国立公園 レストラン エル・ディアブロ
そこで、ハメオス デル アグア、ティマンファイヤ国立公園など、もともとあった自然の創作物に手を加え、誰もが安全に楽しめるスポットを築き上げました。

ランサローテ島 コスタ・テギセ
彼のお蔭で、ランサローテの観光業も発展し、収入の増加、人々の暮らしも豊かになり、しかしながら、巨大なビルなど景色を邪魔するものは建設されずに保たれています。
この、自然との融合アートは、見た人にしかわからない一見の価値ある作品です。
自然を壊さなくてもこんなにも素敵な物が作れるのだ、こんなにも豊かに暮らせるのだ、と必ずや人生観を変えてくれるでしょう。
セザール・マンリケの主な作品
ランサローテ島

casa museo de campesino カーサ ムゼオ デ カンペジーノ
Fundacion cesar manrique(ex su casa en taiche) セザール・マンリケ財団(旧セザール・マンリケ家)
su casa en haria セザール・マンリケの家
juguete del viento 風のおもちゃ
Jardines y piscinas del Hotel las Salinas ホテル ラス サリナスの庭とプール
テネリフェ島
costa martianez マーティアネスビーチ
ラ・ゴメラ島
mirador de el palmarejo ミラドール デ エル パルマレーホ
エル・イエロ島
mirador de la peña ミラドール デラ ペニャ
まとめ セザール・マンリケ

ランサローテ島 サボテンガーデン
僕の生まれ故郷のこのランサローテ島をなにか、この世で一番素敵な場所にしたい
画家であり、彫刻家であり、建築家であり、環境学者であり、モニュメントの保護者であり、建築のアドバイザーであり、街の総合的企画者であり、景色と庭の設立者であったセザール・マンリケ。
ランサローテ島でしか会えない作品に会いに来てください。
必ずやあなたの心を動かしてくれるはずです♪
\ あわせて読みたい /
- 日本語ツアーで楽しむ!フォトウォーキング ランサローテ(Photowalking lanzarote)
- 絶対お得!ランサローテ島観光のおすすめチケットを徹底解説!
- 神秘的な洞窟!ランサローテ島のハメオス・デル・アグア(Jameos del agua)
- 火山のパワーを吸収!ランサローテ島のティマンファイヤ国立公園(Parque nacional de Timanfaya )
- 世界の珍しいサボテンが大集合!ランサローテ島のサボテン公園(Jarín de cactus)
- 息をのむ絶景展望台!ランサローテ島のミラドール デル リオ(Mirador del rio)
\日本語ツアーで効率よく!/
\どうやって行くの?/
~ ランサローテ島のお役立ち情報関連記事 ~
- ランサローテ島空港から市内への行き方と移動に役立つ3つのヒント
- ビーチまで0分!ランサローテ島で泊まりたい海直結の5星&4星ホテル10選
- 【ランサローテ島観光】在住者が見どころやモデルコースをまとめて紹介
- カナリア諸島観光どこ行く?ランサローテ島がおすすめな7つの理由
- ランサローテ島の空港はどこ?ターミナルは?市内までの行き方は?
- 【カナリア諸島】どんな所?在住者が行き方、気候、観光名所などまとめて解説
~ 新着記事 ~