【海外旅行用スーツケース】失敗しない選び方7つのポイントとおすすめ3選

スーツケース
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スーツケースは大は小を兼ねるとは限りません!

海外旅行の移動を楽にしてくれるスーツケース。ですが、選び方を間違ると単に邪魔なものになってしまう可能性があります。しかも、サイズや素材など見るべきポイントが多すぎて頭を悩ますアイテム。実際に、海外旅行渡航歴33か国の旅好き筆者もスーツケース購入時は頭が痛くなるほど悩んでしまいます。

本記事では、

  • 今後の海外旅行にも愛用したい
  • 機内預け入れ用のスーツケースが欲しい
  • 安全に海外旅行をしたい
  • 色んな海外旅行に対応できるスーツケースが欲しい

あなたにピッタリなスーツケースの選び方をご紹介していきます。

今後、あなたの海外旅行を共に楽しんでくれる強い味方になること間違いなし!おすすめスーツケース3選もあわせてご紹介しきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

詳しい説明は不要!おすすめスーツケース3選をすぐに見たいあなたはこちら ≫

※本記事では「海外旅行機内預け入れ用スーツケース」についてご紹介しています。機内に持ち込みたいスーツケースとは、選ぶポイントが異なりますのでご注意ください。

たとえば、コレ!筆者も同メーカーを愛用中

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海外旅行には、ハード×フレーム×Mサイズがおすすめ


海外旅行機内預け用スーツケースの選び方

街歩き観光がメインの海外旅行には、

  • ハード:カーボンを使用した衝撃に強く硬めの外観用素材
  • フレーム:鍵で閉める硬めの開閉口
  • M(55~75L程度)サイズ:5~7泊程度分の荷物量

のスーツケースがおすすめです。

鍵がしっかりとかかり、安全性を最大限に確保!さらに、衝撃にも強いハード素材×フレームは、治安に気を付けたい海外旅行に最適です。

サイズはどんな旅行にも対応できるMサイズを選びましょう。詳細は後述しますが、スーツケースの場合は大は小を兼ねるに当てはまらないことがあるため、注意が必要です。

スーツケースの種類は主に3つ


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最適な旅行安全性防水性重さ丈夫さ耐衝性
ハード×フレーム・海外旅行
・機内預け入れ
ハード×ファスナー・海外旅行
・機内持ち込み
ソフト×ファスナー・国内旅行
・機内持ち込み

そもそもスーツケースは一般的に、

  • 素材:ハード、ソフト
  • 開閉口:フレーム、ファスナー

の2つを掛け合わせて造られています。

安全性を重視したハード素材とフレーム口は頑丈にできているため、海外旅行に最適です。

反対に、ソフト素材やファスナー口は軽量で身動きが楽ですが、防水性、安全面が劣るため、国内旅行や機内に持ち込みに向いています。

スーツケース選びの7つのポイント


スーツケースの選び方

素材:中身が壊れにくいハード素材が最適
開閉口:中身が濡れないフレームがおすすめ
カギの種類:TSAロックが安心
キャスター:4輪&ダブルホイールで凸凹道もスムーズに
サイズ:Mサイズであらゆる海外旅行に対応
持ち手:ガタガタなしで移動を楽に
収納:無駄な凹凸なし&小分けポケットで使いやすく

【素材】中身が壊れにくいハード素材が最適

スーツケースの素材の種類

よくあるトラブル

  • 側面がへこむ
  • 中身が濡れる

トラブル回避チェックポイント

  • ほどよい柔軟性があるか
  • 防水性があるか

重さ、丈夫さ、安全性を左右する大事なポイントである素材部分。ハードタイプとソフトタイプの種類があり、海外旅行にはハードタイプのスーツケースがおすすめです。

ソフト素材に比べ重くなるのが難点ですが、カッターで切られてしまったり鍵が壊されたりする心配がありません。また、衝撃に強く、空港や階段などでも落としたり投げられたりしても中身が壊れるリスクが軽減されます。

ハード:カーボンやアルミニウムを利用した硬めの素材を利用
衝撃に強く、ナイフなどで切られたりすることがないため、防犯性にも優れています。近年では、丈夫さをキープしたまま軽量さを追求した素材が多く開発され、以前ほど重さを感じなくなっています。
ソフト:ナイロン生地を利用した柔らかい素材を利用
ハードよりも重さが抑えられるため、持ち運びが楽にできます。また、外ポケット付きで、書類や小物をサッと取り出すことが可能です。ですが、ナイフなどで切られてしまう可能性があるため、治安に不安がある海外旅行には不向きです。

【開閉口】中身が濡れないフレームがおすすめ

スーツケースの開閉口の種類

よくあるトラブル

  • 重たい
  • 開けづらい
  • 壊されている

トラブル回避チェックポイント

  • 素材が丈夫か
  • 縫い目やつなぎ目はしっかりしているか

荷物の出し入れが楽になるポイントでもある開閉口は、フレームタイプとファスナータイプの2種類があります。「海外旅行」の安全性を中心に考えた場合、フレームタイプが断然おすすめです。

刃物などで切られる心配がなく安心感が増すほか、隙間ができないため防水性も確保できます。

フレームタイプアルミ製などを利用した硬い素材を利用したもの
刃物などで開けることができないうえ、鍵がしっかりと閉まり安全性に優れています。ですが、ファスナーに比べ重く、荷物の出し入れの際は、両開きするスペースが必要です。
ファスナータイプ:ファスナーを利用したもの
フレームに比べると軽く、開閉が簡単という手軽さがありますが、逆を返せばだれでも簡単に開けてしまえるということ。もちろん、暗証番号付きのものなどもありますが、ファスナー部分をナイフなどで切られてしまえば意味ありません。

【カギ】TSAロックが安心

スーツケースの鍵の種類

よくあるトラブル

  • 荷物が壊されている
  • 中身が濡れている
  • 鍵の番号を忘れた
  • 鍵をなくした

トラブル回避チェックポイント

  • TSAロックか
  • 自分にあった鍵の種類か
  • 鍵は丈夫か

荷物を他人に開けさせないための鍵には、TSAロック、カギ、ダイヤルの3種類があります。結論から言うと、「TSAロック」一択です。

2022年現在、アメリカ方面渡航の際のみ重要な「TSAロック」ですが、もちろんアメリカ以外の渡航にも使用ができます。当面はアメリカ方面に行く予定がなくても、今後行く可能性もありますので、「TSAロック」を選びましょう。

TSAロック:アメリカ合衆国国土安全保障省の運輸保安庁から認定を受けた鍵
アメリカのX線検査員が開錠できる特殊な鍵で、TSAロック以外のスーツケースはアメリカでは施錠せず預ける必要があります。
アメリカでは、荷物のX線検査の際に係員による荷物チェックが許可されており、必要に応じて勝手にスーツケースを開けることが可能です。TSAロック以外で鍵をかけて預けた場合、係員が鍵を壊し開封、スーツケースが破壊されて出てくる可能性があります。
鍵タイプ:鍵で閉めるタイプ
所持している鍵でしか開けることができないため、安全性が高めです。鍵をなくさないように注意しましょう。
ダイヤルロックタイプ:暗証番号をあわせて鍵を開けるタイプ
すべての番号を試せば誰でも開けれるため、安全性が低めです。カギをなくす心配が減りますが、暗証番号を覚える必要があります。

【キャスター】4輪&ダブルホイールで凸凹道もスムーズに

スーツケースのキャスターチェックポイント

よくあるトラブル

  • タイヤが壊れて動かない
  • タイヤのゴムが傷だらけで引く時にひっかかる
  • キャスター自体が壊れる

トラブル回避チェックポイント

  • 車輪がスムーズに動くか
  • 車輪のゴム部分の厚さが十分か
  • キャスターと本体をつなぐ部分が丈夫か

キャスターはスーツケースの中で最も壊れやすい部分であるため、丈夫で滑らかに移動ができるものを選びましょう。

2輪タイプと4輪タイプの2種類がありますが、重たい荷物を運ぶ「海外旅行」には、

  • 4輪タイプ(できればダブルホイール)
  • ゴムの厚みがしっかりしている
  • 360℃スムーズに動く
  • スーツケースとのつなぎ目がしっかりとしている

など細かな部分もチェクが必要です。

また、ストッパー付きで停止時に車輪が動かないようにできるキャスターもあります。坂道や移動中の車内などで勝手に車輪が動かない便利機能、ぜひ活用してみましょう。

4輪タイプ:ハードタイプのスーツケースに使用
4輪でしっかりと荷物を支え、平坦な場所では荷物を垂直に保ち移動ができるため、力も必要ありません。また、360℃車輪が動き、どの方向にも移動が楽にできます。
2輪タイプ:小さめや軽めのスーツケース、つまり主に布製のソフトスーツケースに使用
地面に全車輪をつけて走行することができず、スーツケースの重みがズッシリと手に伝わってきます。また、横方向に動かす際には持ち上げる必要があります。

【サイズ】Mサイズであらゆる海外旅行に対応

スーツケースのサイズ

よくあるトラブル

  • サイズが大きすぎて邪魔だった
  • サイズが小さすぎて何も入らない
  • まだまだいっぱい入るのに重量制限にひっかかった
  • 重すぎて超過料金を取られた

トラブル回避チェックポイント

  • 旅行日数にあったサイズか
  • 機内預け荷物の重量制限ないにおさまっているか

機内預け荷物としての海外旅行のスーツケースは、50~70L程度の大きさがおすすめです。

一般的には、1泊=10Lが目安といわれており、5泊7日~7泊9日程度がカバーできる50~70L程度のサイズは、あらゆる旅行に臨機応変に対応できます。2泊程度の旅行であれば、スーツケースではなくトートバッグの方が楽ですし、1週間以上の旅行に出かける際は、洋服や下着は洗って使いまわすのが効率的です。

それでも、「大は小を兼ねる!」と大きなサイズを選びたくなる方もいらっしゃると思いますが、航空会社に無料預けられるスーツケースは大きさが決まっています

  • サイズ:車輪を含む3辺の合計が158cm以下
  • 重さ:23kg以下

が一般的です。航空会社によって異なる場合がありますが、毎回の海外旅行にどこの航空会社を利用するかは不明です。規定内にしっかり収まるサイズを選びましょう。

なお、無料で預けられる基準をオーバーした場合は、追加料金を支払う必要があります。また、LCC航空会社の場合は預け入れ荷物は有料、20kg以下が一般的です。

※フルキャリア航空会社とは=従来型の航空会社のことを指し、機内食、無料荷物預け、座席クラスの複数設定などサービスが充実している航空会社
※LCC航空会社とは=格安航空会社、ローコストキャリアとも言われ、サービスを簡素化することにより低価格で運行している航空会社

【持ち手】ガタガタなしで移動を楽に

スーツケースの持ちての選び方

よくあるトラブル

  • ガタガタして歩きづらい
  • 長さがあわず、歩きにくい
  • 伸縮がガタガタする

トラブル回避チェックポイント

  • 遊び部分が多すぎずしっかりしているか
  • 伸ばした時に、引きやすいか
  • 伸縮が滑らかか

実際にスーツケースを引くときに手が触れる持ち手部分。使用中はバーが伸び、使用しない間はバーが縮まりスーツケース内に収まるようになっているのが一般的です。

いくらキャスターの動きがスムーズだとしても、持ち手の部分がガタガタでは台無しです。自分の身長にあっていて引いて歩く際に荷物の重さが軽減されるもの、伸縮がスムーズにでガタガタしないものを選びましょう。

【収納】無駄な凹凸なし&小分けポケットで使いやすく

スーツケースの収納部分チェックポイント

よくあるトラブル

  • 凹凸が多くて、荷物が入れにくい
  • 仕切り板のポケットが使いづらい

トラブル回避チェックポイント

  • 仕切り板のポケットは使いやすいか
  • 収納部分(ボディ)に余計な凹凸や仕切りがないか
  • ハンガーフックの有無
  • 仕切り板がきちんと閉まるか

荷物を入れる収納部分は、凹凸が少なく荷物が入れやすいものがおすすめです。

スーツケースによっては淵の部分が厚すぎたり、変な形に装飾されていて収納量が少なくなってしまうスーツケースがあります。深さがあり凹凸が少ないものを選べば荷物が簡単に入れることができ、出し入れも簡単です。

また、仕切り板には、通常、内ポケットがついています。全面で1つなのか、半分に仕切られているのかによっても入れられる小物が変わってきますので、使いやすそうなものを選びましょう。

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おすすめのスーツケース3選


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特徴容量/重さ購入サイト
バーマス
ヘリテージシリーズ
丈夫
車輪の滑らかさ
老舗のノウハウ
64L /4.9kg
88L /5.3kg
ブラック
シルバー
ワイン
ネイビー
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レジェンドウオーカー
トラベルメーター
重量計測可能
軽量
75L/4.9kg
94L/5.3kg
ブラックカーボン
ベージュカーボン
ピンクカーボン
ネイビーカーボン
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サムソナイト
インターセクト
軽量
ウェットポケット
34L/3.3kg
73L/4.5kg
93L/5.3kg
グリーン
ネイビー
ブラック
シルバー
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※2023年9月現在
※容量/重さは約省略

以下に紹介する3点はすべて

  • ハード(ポリカーボネート)
  • フレーム
  • TSAロック
  • ダブルキャスター

丈夫さ&スムーズ&軽量を重視したスーツケースです。渡航33ヶ国の旅好き筆者が、実際に購入をする際に吟味にし、最終候補に辿り着いた3点。あなたの旅にも、きっと大活躍してくれますよ♪

 【バーマス】ヘリテージ 

丈夫さを重視したいあなたに

☑滑らかキャスターで石畳も楽に通過

☑最大限の収納スペースで楽々収納

☑丈夫さ重視で長年愛用

Mサイズ61cLサイズ66c
46×27×69cm(3辺計142cm)
約4.9kg(付属品含まず)
約64L
¥30,800(税込)
50×31×74cm(3辺計155cm)
約5.3kg(付属品含まず)
約88L
¥33,000(税込)

素材:ポリカーボネート(PC+)/キャスター:HINOMOTO製ストッパー付き静音キャスター /鍵:TSAロック /付属品:ミニポーチ、鍵×2、アルファベットシール、ハンガー/色:ブラック、シルバー、ワイン、ネイビー

※2023年9月現在

1919年から続くドイツ発祥の老舗メーカー「バーマス」。素材、機能を時代とともに進化させつつ、基本である頑丈さと質をキープ!

滑らかに動く2重キャスターで石畳やがたがた道も楽々通過でき、ヨーロッパ旅行に最適です。内部は無駄を省いて収納スペースを確保、小さ目サイズでも荷物が思った以上に入ります。

軽量だけでなく丈夫さも重視、長く愛用していきたいスーツケースを探しているあなたにオススメです。

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 【レジェンドウオーカー】トラベルメーター 

重量オーバーが心配なあなたに

☑軽量機能付きで重量がいつでもわかる

☑高さ調整可能のハンドル

☑Wクッションキャスターで静音&滑らか移動

MサイズLサイズ
47×29×71cm(3辺計147cm)
約4.9kg
約75L
¥36,080(税込)
51×30×77cm(3辺計158cm)
約5.3kg
約94L
¥39,380(税込)

素材:三層構造ポリカーボネート鏡面加工/キャスター:真静ダブルクッションキャスター /鍵:TSAロック/色:ブラックカーボン、ベージュカーボン、ピンクカーボン、ネイビーカーボン

※2023年9月現在

日本企業らしい「あったらいいな♪」機能を続々と開発している「レジェンドウオーカー」。なかでも、こちらは荷物が入ったスーツケースを立てるだけで重量が測れるすぐれもの。空港で荷物の入れ替えで大慌てなんてことから解放されます。

もちろん、ダブルキャスターで移動がスムーズ、衝撃に強い素材で中身を保護。毎回空港でドキドキしているあなたにオススメです。

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 【サムソナイト】インターセクト 

軽さ重視のあなたに

☑軽量で楽々移動

☑ウエットポケットで濡れたものも安心

☑凸凹道でも快適なダブルホイール

Sサイズ55cmMサイズ68cmLサイズ76cm
36cm ×24cmx55cm(3辺計115cm)
約3.3kg
約34L
46x29x68cm(3辺計143cm)
約4.5kg
約73L
¥58300(税込)
51x31x76cm(3辺計158cm)
約5.3kg
約93L
¥62700(税込)

素材:ポリカーボネート/キャスター:ダブルキャスター/鍵:TSAシリンダーロック/色:グリーン、ネイビー、ブラック、シルバー

※2023年9月現在

1910年アメリカ創業の「サムソナイト」。100年以上のノウハウで製造されるスーツケースは世界シェアトップクラスです。丈夫さと軽さを両立しつつ、ダブルキャスター、TSAロック搭載。内装には一時的に濡れたものがを一時的に保管できるウエットポケット付きで雨の日も安心です。

少しでも軽くて丈夫、かつポケット収納を上手に使用したいあなたにオススメです。

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海外旅行の味方!スーツケースは動きと軽さでチョイス


海外旅行スーツケース

見るポイントが多くて、なかなか選ぶのが難しいスーツケースですが、1度真剣に選べば長く使え、海外旅行の移動を楽にしてくれます。お気に入りのスーツケースなら、海外旅行の準備も心が躍りあっという間に完成!

機能面を重視した「海外旅行をスムーズにする」ためのスーツケースの選び方をして、さっそく海外旅行に出かけましょう♪

※掲載されている情報は、記事公開時点の情報です。最新の情報は、公式HPなどでご確認ください。(最終更新:2023年9月)

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