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そのスマートフォン、そのまま持って行っても使えない、もしくは帰国後に高額請求が待っているかもしれません。
海外でスマートフォンを利用するには、渡航先でつながるインターネット環境を整える必要があります。ですが、その方法は数種類用意されているうえ、スマホによっては使用できない可能性もあります。
本記事では渡航歴33か国&元旅行会社員の実績を持つ筆者が、海外旅行中にインターネットに接続する方法7つとその選び方、注意事項をご紹介します。
あなたにとって最適な方法を準備して、より充実した海外旅行を楽しみましょう。
wifiルーターレンタルを探してみよう♪
simカード/e-simを探してみよう♪
海外旅行ネット接続方法の選び方
容量重視派、簡単に使いたいなあなたは、WiFiルーターレンタル
たとえば、、こんなあなた!
- 個人旅行で、観光スポットや現地情報、地図など情報収集が常時必要
- SNS投稿や閲覧などを常時したい
- スマホの設定など難しいことは苦手
▶グローバルWIFI公式HP ≫
▶【海外WiFiレンタルショップ】
▶楽天グローバルWIFI公式HP ≫
小容量で身軽に旅行したいあなたは、SIM/eSIM/国際ローミング
たとえば、、こんなあなた!
- パッケージツアー旅行で、自分で観光情報や地図などを調べる必要がない
- SNS投稿や閲覧などは必要最低限しかしない/まったくしない
- スマホの設定などにあまり抵抗がない
- 比較的新しい機種を持っている
海外旅行リピーターのあなたは、クラウドWiFi
たとえば、、こんなあなた!
- 国内外含め旅行によく出かける
- ノマドワーカーやワーケーションなどをしている
- 国内でも簡単に使えるWiFiルーターを探している
▶【THE Wi-Fi】
▶【AiR-WiFi】
▶【クラウドWi-Fi U3】
同じ国リピーターまたは中長期滞在のあなたは、現地SIMカード
たとえば、、こんなあなた!
- 定期的に同じ国に渡航する
- 数か月~1年など中長期的に滞在する(留学、ワーキングホリデーなど)
- 現地の電話番号が欲しい
- 現地で確実にネットに繋がりたい
海外旅行中ネット接続方法選びのヒント
無制限プランには接続速度制限に要注意
データ通信量が無制限!と記載されているとちょっと得した気分、かつ安心感が増加します。ですが、実際には一定量を超えた場合は接続速度制限される場合があり注意が必要です。
通信スピードの制限度合によりますが、場合によっては使いものにならないほど遅くなることも。無制限プランを選ぶ際は、接続速度制限なく無制限なのか、1日に何GBまで使用ができるのか確認してから購入、レンタルするようにしましょう。
事前に使用方法を確認
豊富なサービスで何事も便利になった分、それぞれの設定方法や使用方法が初心者には難しい場合もあります。特に、SIMカード/eSIMなどは所持しているスマホで利用できるのか、また、設定などは自分でできそうかなど確認しておきましょう。
海外旅行中にインターネットに接続する方法7選
海外旅行中にスマートフォンをインターネットに接続するには以下の7つの方法があります。
- WiFiルーターレンタル:ポケット型モバイルルーター
- プリペイドSIMカード:使い切りタイプのカード式SIM
- eSIMカード:ダウンロード式データ型SIM
- クラウドWiFi:国内外使用可モバイルルーター
- 現地SIMカード:現地通信会社のカード型SIM
- 国際ローミング:国内通信会社のデータを利用
- 公共フリーWiFi:公共施設に設置の無料WiFi
◀👆▶左右にスクロールできます(スマホのみ)
必要機種 | 支払い方法 | 容量 | 購入/レンタル/申込 | |
---|---|---|---|---|
WiFiルーターレンタル | 全機種 | クレカ コンビニ 後払い | 300MB~無制限/日 | グローバルWiFi 【海外WiFiレンタルショップ】 楽天グローバルWiFi |
SIMカード | simフリー | クレカ | 500MB~30GB/期間 | kkday Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
eSIMカード | e-sim対応 | クレカ 銀行振込 | 500MB~30GB/期間 | kkday Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
クラウドWiFi | 全機種 | クレカ | 500MB~1GB/日 | 【THE Wi-Fi】 【AiR-WiFi】 【クラウドWi-Fi U3】 |
現地SIMカード | simフリー | クレカ 現金 | 10GB~30GB/期間 | 現地の通信会社 |
国際ローミング | 全機種 | 契約による | 無制限/日 | 契約している通信会社 |
フリーWiFi | 全機種 | 無料 | 無制限 | なし |
※2023年7月現在
※容量/支払い方法は目安です。商品により異なります
WiFiルーターレンタル
【こんなあなたにオススメ】
- スマホ設定など難しいことは苦手
- データ通信量を多めに確保したい
- 複数人、または複数デバイスで利用したい
メリット ・接続が簡単で誰でも操作可能 ・複数デバイスでも使用可で便利 ・複数人で使用可で使い勝手がいい ・容量が多くて安心 |
デメリット ・充電器、変換プラグなど荷物が増える ・破損、紛失時に賠償金がかかる ・SIMカードに比べて割高 ・バッテリーの減りが早い |
WiFiルーターレンタルは、渡航先でつながるポケット型WiFiルーターをレンタルしてくれるサービスです。WiFiルーターを持ち歩くことで、スマートフォンをインターネットに常時繋げることが可能です。
使い方は、
- WiFiルーターの電源を入れる
- スマホのWiFiをONにする
- スマホに表示されれるWiFiリストのなかから、レンタルしているWiFiルーターを検索
- パスワードを入力
といたって簡単です。
スマートフォン程度の大きさのモバイルルーターなため、バッグやポケットに入れて持ち歩くことができます。また、スマートフォンの設定などが必要はありません。さらに、複数デバイスとつなぐことができるため、同行人と一緒に利用したりスマホ、PC、タブレットなど多デバイスで利用することが可能です。
ただし、WiFiルーター自体を充電する必要があるため、充電器や渡航先にあったプラグが必要となり荷物が増えてしまいます。また、レンタルなため帰国後に返却する必要があり、紛失、盗難、破損にも十分注意が必要です。
受け取り/返却は自宅、または国内の各空港に対応していることが多く、出国前に空港で受け取り、帰国後に空港に設置されている返却BOXに返却ができ簡単です。
WiFiルーターレンタルは、日本国内で申し込み受け取りが可能なグローバルWIFIや【海外WiFiレンタルショップ】などで借りることができます。
◀👆▶左右にスクロールできます(スマホのみ)
対応国数 | 容量 | 料金 | 受取/返却 | 支払い | 公式HP | |
---|---|---|---|---|---|---|
幅広い料金プラン グローバルWiFi | 200か国 | 300MB~無制限/日 | ¥870~3,370 | 空港 宅配便 コンビニ | クレカ 請求書 コンビニ | グローバルWiFi |
シンプル料金プラン 【海外WiFiレンタルショップ】 | 135か国 | 1GB・無制限/日 | ¥500~3,350 | 店頭 宅配便 コンビニ | クレカ 後払い | 【海外WiFiレンタルショップ】 |
楽天ポイントが貯まる 楽天グローバルWiFi | 200か国 | 300MB~無制限/日 | ¥870~3,370 | 空港 宅配便 コンビニ | クレカ 請求書 コンビニ | 楽天グローバルWiFi |
※2023年7月現在
※容量/支払い方法は目安です。商品により異なります。
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▶【海外WiFiレンタルショップ】
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プリペイドSIMカード
【こんなあなたにオススメ】
- SIMフリー機種を持っている
- 値段を安く収めたい
- 荷物が増えるのは嫌
メリット ・WiFiルーターに比べて割安 ・荷物にならなず身軽 ・プランが豊富で自分に最適なプランが見つかる ・SIMカードを他スマホに入れ替えて利用でき便利 ・プリペイド式で追加徴収がなく安心 |
デメリット ・SIMフリーのスマホが必要 ・スマホ設定が複雑 ・種類が多すぎて選ぶのが大変 ・SIMカードを挿入したスマホでしか使用できない ・スマホによっては、日本のSIMカード情報が使用できない |
プリペイド式SIMカードとは、事前支払い使い切りの従来式のカード形式ICチップです。渡航先で使用可能な情報が入力されているチップ(SIMカード)をスマートフォンに挿入することでインターネットが使用できるようになります。
使い方は、
- スマホの電源を切る
- スマホに挿入されているSIMカードを取り出し、渡航先用のSIMカードを挿入
- スマホの電源を入れる
- 説明書に従って設定をする
と、簡単そうですがスマホの設定を変える必要があり操作が苦手な人には少しハードルが高めです。
機種によっては日本で使用しているSIMカードを抜きだして、渡航先用のSIMカードを挿入する必要があります。そのため、渡航先では日本の電話番号などは使用できなくなり、SIMカードに入力されている電話帳なども見られなくなります。インターネットでつながれるSNSなど、電話番号と紐づけされていない通信手段のみを使用する場合は特に問題なく使用できます。
WiFiルーターレンタルに比べて使用できる容量が少なく値段が低く設定されているため、インターネットには常につながっていたいけれど、必要最低限しか使用しない場合に便利です。7日間で15GB使用可能など期限付きの買い切り型SIMカードとなり、返却する必要も追加料金が発生することもありません。
また、充電器などを持ち歩く必要がないため、荷物が増えることなく身軽に旅行が楽しめます。ただし、挿入したスマートフォンでしか使用することができないため、複数人で同時に使用することはできません。
プリペイド式SIMカードは、現地プラン予約サービスkkdayや、ネットショップ(Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなど)で、出発前に日本で購入が可能です。
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eSIM
【こんなあなたにオススメ】
- e-sim対応機種を持っている
- 荷物を増やしたくない
- スマホ設定などが得意
メリット ・複数渡航先で使用でき周遊旅行に便利 ・SIMカードの入れ替えが不要 ・荷物が増えず身軽 ・受け取り/返却不要が不要でいつでも利用開始できる ・デュアルSIM対応機種なら2回線同時に使用できる |
デメリット ・eSIM対応機種でないと使用できない ・設定時にネット環境が必要 ・ダウンロードしたスマホでしか使用できない ・スマホによっては、日本のSIMカード情報が使用できない |
eSIMとは、スマートフォンに内蔵されているICチップに契約情報が書き込まれるデータ版SIMです。従来型のカードを挿入する必要がなく、QRコードからダウンロードすることでデータとしてスマートフォンに保存されます。
使い方は、
- 購入したeSIMのQRコードをスキャンする
- 指示に従って情報を入力する
- デュアルシムの場合は、使用したいSIMを設定する
と、ネット環境がある場所でなら簡単に利用開始が可能です。
従来のようにSIMカードが届くのを待つ必要もなく、購入後数十分~利用が可能です。ただし、eSIM対応のスマートフォン機種が必要となります。
さらに、デュアルSIM対応機種であれば、日本で利用しいている回線と並行してeSIMを使用することができます。そのため、電話回線を日本のSIM、ネット回線をeSIMに設定すれば、日本からの電話にも対応可能です(通話料金は別途請求)。
また、ヨーロッパ、アジアなどエリアごとに使用できるものも多く、2か国以上を周遊する場合もひとつのeSIMでネット環境が整います。
eSIMカードは、現地プラン予約サービスkkdayや、ネットショップ(Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなど)で、出発前に日本で購入が可能です。
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クラウドWIFIルーター
【こんなあなたにオススメ】
- 国内でも持ち歩けるWIFIルーターを探している
- 海外旅行/出張によく出かける
メリット ・複数渡航先で使用でき周遊旅行に便利 ・1台で130か国以上に対応でき便利 ・複数デバイスでも使用可で便利 ・複数人で使用可で使い勝手がいい ・容量が多くて安心 |
デメリット ・充電器、変換プラグなど荷物が増える ・破損、紛失時に賠償金がかかる場合がある ・契約が年単位など長め ・途中解約には違約金が発生する可能性がある ・使用できない国もある |
クラウドWiFiは、国内でも国外でもひとつのWIFIルーターでインターネットに接続できるWiFiルーターです。クラウドという名の通り、クラウドサーバー上に世界中のSIMカードが管理、端末の位置をキャッチして自動的に現地のサーバーと繋げることができます。
使い方は、
- 電源を入れる
- スマホとWiFiを繋げる
といたって簡単です。
通常は自宅で使用、国内旅行や出張はもちろん、海外旅行中も特別な手続きや申し込みなどなく使用できます。契約期間、データ容量、値段などにより好きなプランが選べます。
もちろんルーター自体を充電する必要があるため、充電器や渡航先にあったプラグが必要となり荷物が増えてしまいます。プランによっては解約後にルーターを返却する必要があり、紛失、盗難、破損にも十分注意が必要です。
まだ、自宅にインターネット回線がなく導入したいと思っているあなたや、海外旅行にこれからバンバン行きたいあなたにオススメです。ただし、対応国数には違いがあるため、契約前に確認するようにしましょう。また、海外で利用する際には、別料金が必要です。
クラウドWiFiルーターは、【THE Wi-Fi】、【AiR-WiFi】、【クラウドWi-Fi U3】などで申し込むことができます。
◀👆▶左右にスクロールできます(スマホのみ)
使用可能国数 | 別途申込 | 海外利用可能容量 | 料金 | 公式HP | |
---|---|---|---|---|---|
【THE Wi-Fi】 | 132ヵ国 | 不要 | 1GB~3GB | ¥850~1,250 | 【THE Wi-Fi】 |
【AiR-WiFi】 | 135ヵ国 | 不要 | 1GB(以降は減速) | ¥1200~1,600 | 【AiR-WiFi】 |
【クラウドWi-Fi U3】 | 134ヵ国 | 不要 | 1GB(以降は減速) | ¥700~3,450 | 【クラウドWi-Fi U3】 |
※2023年7月現在
※海外利用可能容量、利用料金は1日あたり
▶【THE Wi-Fi】
▶【AiR-WiFi】
▶【クラウドWi-Fi U3】
現地SIMカード
【こんなあなたにオススメ】
- 数か月など中長期滞在する
- 同じ国によく行く
- 現地の電話番号が必要
- 渡航先でネットに繋がりやすい環境をキープしたい
メリット ・ネットに繋がりやすい ・割安な可能性が高い ・荷物が増えず身軽 ・現地の電話番号が取得できる |
デメリット ・現地で現地の言葉で契約する必要がある ・ドキュメントのほか住民登録が必要な場合がある ・一定期間使用しないと使用不可になる |
現地SIMカードとは、渡航先の通信会社が販売しているSIMカードです。現地で普段から住民が使用している通信方法なため、ネットに繋がりやすかったり、現地の電話番号を取得することが可能です。
使い方は、
- スマホの電源を切る
- スマホに挿入されているSIMカードを取り出し、渡航先用のSIMカードを挿入
- スマホの電源を入れる
- 説明書に従って設定をする
と、プリペイド型SIMカードと同じですが、現地の通信会社ショップへ出向き、店員とコミュニケーションをとりながら購入する必要があり、かなりハードルが高めです。また、身分証明書やクレジットカードはもちろんのこと、国によっては住民登録が必要な場合もあります。
ただし、1度手にしてしまえば他の方法よりも割安な可能性が高く、特に2~3か月など中長期で滞在する場合や何度も同国へ行く予定がある場合はオススメです。ただし、プリペイド形式SIMは一定期限を超えて入金しないと、SIMカードは無効にされてしまうため注意しましょう。
データローミング
【こんなあなたにオススメ】
- 荷物を増やしたくない
- スマホ設定などが得意
- 契約している通信会社内で支払いなど済ましたい
メリット ・荷物が増えず身軽 ・申し込みなどの手続きが不要または簡単で楽 ・請求が契約している通信会社処理で済み楽 |
デメリット ・割高な可能性がある |
特にネット接続方法をあれこれ悩まなくても、実は日本の通信会社には海外ローミング機能が備えられています。特別な手続きなく、渡航先で使用できる通信会社のインターネットに繋げることが可能です。
無制限プランの場合は、
- データローミングをON
定額プランの場合は、
- プランを申し込む
- アプリをダウンロードする
- データローミングをONにする
と、使い方もいたって簡単です(会社により異なる)。通信会社によっては申し込みやアプリのダウンロードが必要なため使用方法を確認しておきましょう。
ですが、使用料が高額、または知らない間に国際ローミングを使用中になっている場合もあり注意が必要です。
近年は、安心して国際ローミングが使用できるよう定額プラン(一定量まで使用したあとは使用を自動でストップ)や、無制限プランなどが用意されています。いずれにしてもWiFiルーターレンタルやSIMカード/eSIMよりも割高になる可能性が高いですが、荷物が増えないうえ、他の方法を探して購入するなどの手間が省け身軽ともいえるかもしれません。
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無制限プラン | パケットプラン | |
---|---|---|
docomo | 【世界ギガし放題】 ・24.4MBまで1,980円/日 ・最大2,980円/日 ・申し込不要 | 【世界そのままギガ】 ・980円~/24h ・申し込要 |
au | 【海外ダブル定額】 ・約24.4MBまで最大1,980円/日 ・最大2,980円/日 | 【世界データ定額】 ・490円~/24h ・申し込要 |
softbank | 【海外パケットし放題】 ・約25MBまで最大1,980円/日(※3Gスマホの場合) ・最大2,980円/日 ・申し込不要 | 【海外あんしん定額】 ・3GB 980円/24h ・9GB 2,940円/72h ・申し込要 |
※2023年7月現在
公共フリーWiFi
【こんなあなたにオススメ】
- インターネットはあまり使わない
- 無料で使いたい
メリット ・誰でも無料で使える ・空港、ホテル、観光スポットなどに設置されていて便利 ・特に手続きなどが必要なく楽 |
デメリット ・提供されている場でしか使えない ・すべての場所に設置されているとは限らない ・セキュリティ面が不安 |
フリーWIFIサービスとは、誰でも使えるようにWiFiを飛ばしてくれているサービスです。空港、ホテル、観光スポット、街の広場、レストランなど、人が集まる場所に設置されています。
使い方は、
- スマホのWiFiをONにする
- 使用できるフリーWiFiをリストから検索する
- パスワードが必要な場合は入力する
と、いたって簡単です。
ただし、どこにでも設置されているわけではなく、必要な時にフリーWiFiが見つかるとは限りません。また、誰でも使用できる分データのセキュリティには不安が残ります。どこかで誰かに個人情報を盗まれている可能性があります。
少しだけ情報検索をしたい、常にインターネットに繋がれてなくても大丈夫、手持ちのインターネットのGBがなくなってしまいインターネット接続速度が遅いなど緊急を要する場合には利用価値が十分ありますが、フリーWiFiのみを頼りに渡航するにはあまりオススメできません。
スマホを海外で使う際の注意事項
スマホの設定を確認
帰国後に思わぬ高額請求!!を受け取らないためには、スマホの設定を変更しておく必要があります。必要に応じて、以下の3種類の設定を変更しておきましょう。
- データローミングをOFFにする
- モバイルデータ通信をOFFにする
- 機内モードをONにする
いずれの設定もWiFi接続ができ、フリーWiFiやWiFiルーターを介してインターネットの使用が可能です。
データローミングをOFF
データローミングをOFFにすると、圏外でのデータ通信を無効にすることができます。
データローミングは、日本で契約している通信会社の電波が圏外となった時に、現在地で使用できる電波を探し自動でつないでくれるサービスです。そのため、意思とは反対に知らない間に使用中となり、多額の請求が送られてくる可能性があります。
設定→モバイル通信→通信のオプション→データローミングOFF
の設定をしておきましょう(機種により異なる)。日本国内でも不要なため、国内にいるうちからOFFにしておくと安心です。ただし、通話機能は有効のままとなり、海外での受発信は高額になる場合があるため注意しましょう。
モバイルデータ通信をOFF
モバイルデータ通信をOFFにすると、データ通信を無効にし、圏内外ともデータ通信が遮断されます。
モバイルデータ通信は、契約している通信会社が提供する回線を利用してインターネットに繋げる機能です。ONになっていても圏外ではインターネットに繋がりませんが、データローミングがONになっていると上記のように現地のインターネットに自動で接続されてしまいます。
ただし、データローミングと同じように通話機能は有効のままとなり、海外での受発信は高額になる場合があるため注意しましょう。
機内モードをON
機内モードをONにすると、データ通信、通話とも無効にすることができます。
カメラや目覚ましなど、電波と無関係な機能は使用可能です。ただし、機内モードを誤ってOFFにした途端に、溜まっていたメっセージなどを一気に受信してしまう可能性があるため、データローミングOFF、モバイルデータOFFを合わせて設定しておくのが安心です。
なお、通信会社のローミングを使用する場合は、データローミング&モバイル通信をON、機内モードをOFFにする必要があります。渡航前に契約している通信会社に設定方法を確認しておきましょう。
フリーWiFiはセキュリティに注意
現地に設定されているフリーWiFiは、セキュリティに気を付ける必要があります。
誰でも自由に使用ができる分、悪の手も忍び込んでいるかもしれません。また、あえて似たようなIDを利用してフリーWiFiと勘違いさせて繋げさせる”なりすまし”という手段もあるようです。
必要以上に恐れる必要はありませんが、極力信頼できそうなホテル、店舗などのWiFiを使用するようにしましょう。
SNSや動画配信サービスは自動再生に注意
写真の投稿や動画鑑賞などは通信量消費が多めです。
そのため、SNSで写真を投稿したい場合などは余裕のある通信容量を用意するのが安心です。また、SNSや動画配信サービスは、実際に見ていなくてもアプリを開けているだけで写真や動画が再生され、意図に反して通信量が消費されています。
海外旅行中は、必要最低限の時だけSNSアプリを開けるなどして、余計な通信料を使用しないように注意しましょう。
インターネット環境を整えて快適な海外旅行にしよう
今やなくてはならない存在のインターネット。スマホでチャチャッと検索するだけで大概の情報収集が完了。海外旅行を助けてくれるアイテムのひとつです。もちろん、インターネットがなくても海外旅行は楽しめますが、慣れない土地で情報収集もままならない、言葉もいちいちわからない、となると不安です。
そのためにも、インターネット環境を整備してから出発しましょう。複数人で旅行の場合は、ひとりはWifi、ひとりはSIM/e-SIMカードなど違う方法を組み合わせるのも便利です。ホテルや空港などでは容量が多めのWiFiルーターをメインに使用し、外出中はSIMカードの入ったスマホでささっと知りたいことだけを検索なんてことも可能です。
荷物量や使用頻度、出発前設定方法などを吟味したうえで、最適な方法を選びましょう。
※掲載されている情報は、記事公開時点の情報です。最新の情報は、公式HPなどでご確認ください。(最終更新:2023年7月)
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