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誰もが1度は行ってみたいと憧れる水の都、ベネチア。
ゴンドラで運河をゆっくりと遊覧したり、ビサンチン建築の寺院を観光したり、世界一美しいとも称される広場でカフェをしたり。そんな優雅な観光が待っています。
本記事では、元イタリア在住の筆者が、ベネチア旅行を計画しているあなたに、
- 誰でも簡単に
- 真似するだけで
- 失敗なし！
のとっておきのベネチア観光プランニングをお教えします。
★★★★NH ベネチア サンタ ルチア
★★★★NH Venezia Santa Lucia
€158～/泊
📍ベネチア-サンタ・ルチア駅徒歩2分
駅チカで楽々移動＆バスタブ付きの部屋がありゆっくり寛げる
photo by Booking.com
【王道モデルプラン】ベネチア観光2日間
1日目：
2日目：
ベネチアの理想的な観光必要日数は2日間です。
ベネチアには、「サン・マルコ寺院」「ドゥカーレ宮殿」などの観光スポットがあるほか、ゴンドラ乗船での観光も楽しめます。
また、ベネチアの街は迷路のように道が入り組んでおり、方向感覚をつかむまでに時間がかかります。
そのため、2日間かけてゆっくりと観光するのがオススメです。
✎関連記事 ベネチア観光2日間モデルコース｜定番＋離島で世界遺産の街を隅まで満喫
✎関連記事 ベネチア観光1日モデルコース｜絶対行くべきスポットを気ままに街歩き
【ベネチア旅行計画/予約】3つの手順
| 💡観光プランを最初に決めてから予約に入りましょう |
- 飛行機または鉄道でベネチアにアクセスする
- ホテルを「ベネチア-サンタ・ルチア駅」近くに予約する
- 「サンマルコ寺院」「ドゥカーレ宮殿」など入場チケットを予約する
飛行機または鉄道でベネチアにアクセスする
ベネチアに入るには、
- 飛行機
- 鉄道
- バス
の3つの方法があります。
飛行機で「ベネチア-テッセラ空港（通称：マルコ・ポーロ空港）」へ
日本からの直行便は2024年現在就航されていません。
- ヨーロッパ各国
- イタリア国内
など、経由便でベネチアに入りましょう。
まずは、JTBやHISなどで複数航空会社から一括検索するのが簡単です。
ベネチア往き航空券を探す
▶JTB公式HP ≫
▶HIS公式HP ≫
✎関連記事 よく分かる！べネチア空港から市内への行き方と移動に役立つ3のヒント
鉄道で「ベネチア-サンタ・ルチア駅」へ
イタリア各地から高速鉄道（Frecciarossa 、Italoなど）でベネチアにアクセスが可能です。
- ミラノから2時半
- フィレンツェから2時間15分
- ローマから3時間45分
まずは、Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索などでイタリア全土の路線から一括検索すると簡単です。
ベネチア往きの電車を探す
▶Omio：ヨーロパ交通予約サイト
バスで「ローマ広場へ」
ベネチア周辺都市から、長距離バスでもアクセスが可能です。
- パドバから30分
- ベローナから1時間25分
- ボローニャから2時間
まずは、Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索などでイタリア全土の路線から一括検索すると簡単です。
ベネチア往きのバスを探す
▶Omio：ヨーロパ交通予約サイト
ホテルを「ベネチア-サンタ・ルチア駅」近くに予約する
ベネチアに宿泊する場合は、鉄道駅「ベネチア-サンタ・ルチア駅」の近くが便利です。
迷路のように道が入り組み、陸上の交通手段が整備されていないベネチアでのホテル選びは、迷子回避が最優先事項になります。
「ベネチア-サンタ・ルチア駅」の近くならば、駅に到着してからの移動時間は5分程度、迷子になる可能性もほぼありません。
観光のメイン「サン・マルコ広場」までは徒歩で30ほどかかりますが、迷子になりながらの街歩きもベネチア観光の醍醐味。大きな荷物がなければ楽しく歩けますよ。
✎関連記事 ベネチア観光におすすめのホテルエリア3選｜迷わず辿りつけるのはココ
★★★★NH ベネチア サンタ ルチア
★★★★NH Venezia Santa Lucia
€158～/泊
📍ベネチア-サンタ・ルチア駅徒歩2分
駅チカで楽々移動＆バスタブ付きの部屋がありゆっくり寛げる
photo by Booking.com
「サンマルコ寺院」「ドゥカーレ宮殿」など入場チケットを予約する
ベネチアの観光スポットの場合、入場チケットは現地での購入が可能です。
そのため、事前予約必須ではありませんが、
- 滞在時間が限られている
- 絶対に入場したい
- 現地購入は不安
などのあなたは、チケットは公式HPや日本語で検索できるKKday、Klookなどで事前購入しておきましょう。
◀👆▶左右にスクロールできます(スマホのみ)
| 観光スポット | 開館時間 | 休み |
|---|---|---|
| サン・マルコ寺院 | 9：30-17：15 日）14：00-17：15 | なし |
| ドゥカーレ宮殿 | 4/1-10/31） 9:00-19:00 11/1-3/31） 9:00-18:00 5/1-9/30の金＆土）9：00-23：00 | なし |
| ゴンドラ乗船 | 船長の気分 | なし |
※2024年７月現在
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ベネチア観光をより楽しむための5つのポイント
ベストシーズンは5・6・9月
◀👆▶左右にスライドできます(スマホのみ)
| 季節 | 平均気温 | 降雨日/月 | 理想の服装 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 春 | 15～25℃ | 6～8日 | 👚半袖 🧥パーカー 🌂傘 | 観光に最適な春。 5月には初夏のような温かい日差しに！ |
| 夏 | 20～30℃ | 6～9日 | 👚半袖 👒帽子 🕶サングラス | 日差しが強く湿気がじわりと蒸し暑い夏。 蚊などの虫、熱中症に要注意！ |
| 秋 | 8～18℃ | 6～7日 | 👚半袖 🧥パーカー 🌂傘 | 観光に最適な初秋。 10月以降は降雨量が上昇、アクア・アルタ（高潮）に注意！ |
| 冬 | 0～10℃ | 5～6日 | 🧥コート 🧣マフラー 🧤手袋 👢ブーツ | 湿気が多くキリキリと突き刺さるような冬。 2月頃まではアクア・アルタ（高潮）に注意！ |
ベネチア観光のベストシーズンは、春と初秋。
思いっきりベネチアの良さと爽やかな青空を堪能したいあなたは、5・6・9月がねらい目です。雨の降る確率も低く、青空が広がります。
逆に、避けたい季節は8月と冬。潟に囲まれたベネチアの夏は湿度が高く蒸し暑い日々が続きます。冬は冷たい空気が流れ込み突き刺さるような寒さが続き、濃霧で景色をあまり楽しめない時間帯があるため注意が必要です。
また、ベネチア特有のアクア・アルタと呼ばれる高潮による冠水は、10月～2月に起こる可能性が高いと言われています。地面、建物の1階部分は水浸しになり足元が濡れるため注意しましょう。
見逃し注意！2月のベネチアカーニバル
ベネチアで開催される一大イベントといえば、カーニバル。
例年2月に2週間かけて開催され、ベネチア本島は仮装した人たちで埋め尽くされます。
世界3大カーニバルのひとつに数えられ、来訪者は毎年300万人超え。せっかくなので一緒に仮装して楽しみましょう♪仮装はちょっと、、というあなたにはとんがり帽子なども販売されているので、プチ仮装気分が味わいましょう。
ただし、この時期はホテル代は高騰、観光スポットに制限がかかる可能性があります。しっかりとベネチアを観光したいあなたはカーニバル時期を避けるようにしましょう。
📝今後の開催予定：2025年 2/22～3/4、2026年 2/7～2/17、2027年 1/27～2/9
📝ベネチアカーニバルの歴史
1162年、アクレイラの総主教戦の勝利を記念し、サン・マルコ広場に市民が集合したのが起源と言われています。当時は、階層ごとに服装が定められ、一目でどの階層なのかわかってしまう窮屈な世界。ただ、この日だけは仮面着用により階級や性別の垣根を超えた服装を身をまとい、全市民が自由を満喫。その歴史的背景を忘れないように、現在もイベントとして開催されています。
名物！イカ墨パスタでグルメを満喫
旅行中の楽しみのひとつ、ご当地グルメ。
ベネチアでは海からあがる海鮮の揚げ物やイカ墨料理が人気です。
真っ黒で少し異様な見た目ではありますが、イカ墨をたっぷりとパスタやリゾットにあわせていただきましょう。歯が黒くなってしまうのもご愛敬。
旅の恥はかき捨てで、思いっきりベネチアの味を堪能しましょう。
ガラス工芸品＆カーニバル製品をお土産に
ベネチアの定番お土産といえば、ベネチアンガラスとカーニバルのお面。
ベネチアンガラスは、本来ムラーノ島の名品ですが本島でも購入が可能です。食器、アクセサリー、水差しなどカラフルで美しい形をした作品が多く並んでいますので、お気に入りをぜひお土産に持ち帰りましょう。
また、2月に行われるカーニバル用に作成されているお面も隠れた人気商品です。工房ではいまだに手作業で柄入れがされていたり世界でふたつとない作品に出会えるかもしれません。もちろん、印刷物も出回っていますので予算や好みに応じてあなたにピッタリの1つを見つけてくださいね。
ベネチアから日帰りでオリジナルな旅を
ヴェローナ
シェイクスピア『ロミオとジュリエット』の舞台。街全体が世界遺産に登録されているほど美しい街並散策とジュリエット銅像に恋愛成就のお祈りを！
🚋で1時間15分
パドヴァ
紀元前から栄えた『富裕の街』。学問と芸術で重要な役割を果たし続けた街中には、多くの著名人が残したフレスコ画があり2021年には世界遺産に登録されている。
🚍で30分
ボローニャ
通称『美食の街』。ハム、チーズ、パスタ、リゾット、ボローニャオリジナルグルメが満載！また、ショッピングの街とも言われセール時期は大賑わい
🚋で1時間30分
ベネチアはイタリア北東部に位置
ベネチアは、イタリア北東部にあるイタリアのベネト州にあります。
日本からの直行便はないものの、イタリア各都市から鉄道でアクセスができ周遊旅行で寄ることも可能です。
人気4大都市と言われるローマ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノと順を追いながら立ち寄ることが可能ですので、存分にイタリア旅行を楽しみましょう。
- フィレンツェまで2時間15分
- ミラノまで2時間30分
- ローマまで3時間45分
ベネチア基本情報
| 国名 | イタリア共和国 |
| 都市名 | ベネト州、ベネチア |
| 通貨 | ユーロ（€） ※2024年7月現在€1＝￥165程度 |
| 言語 | イタリア語 観光スポットでは英語も通用 |
| 時差 | -8時間 （サマータイム時は-7時間） |
| 治安 | スリ、置き引き、ボッタクリに要注意 |
| 電源プラグ | Cタイプ、SEタイプ |
| 物価の目安 | ミネラルウォーター（0.5ｌ）€1.20、カプチーノ€1.60、ビール€5.0、パスタ€17.00 |
※掲載されている情報は、記事公開時点の情報です。最新の情報は、公式HPなどでご確認ください。（最終更新2024年7月）
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